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平成16年予算特別委員会(第2日目) 名簿 開催日:2004-03-12
平成16年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2004-03-12

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  1. 石岡市議会 2004-03-12
    平成16年予算特別委員会(第2日目) 本文 開催日:2004-03-12


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 平成16年3月12日(金曜日)                   午前10時02分開会 ◯委員長磯部延久君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議題は、議案第2号・平成16年度石岡市一般会計予算のうち総務企画委員会及び教育福祉委員会所管にかかわる部分です。議案第3号・平成16年度石岡市授産所特別会計予算、議案第4号・平成16年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第7号・平成16年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第8号・平成16年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第11号・平成16年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算、議案第13号・平成16年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第14号・平成16年度石岡市介護サービス事業特別会計予算、以上であります。  次に、付託案件の説明のため、本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。  次に、本日の審査範囲につきましては、お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。  なお、本日の審査は、初めに総務企画委員会所管の各会計予算の審査を行い、終了次第、説明員を入れ替えまして、教育福祉委員会所管の審査を行いたいと思いますので、各委員におかれましてはよろしくお願いをいたします。  次に、各委員に申し上げます。本日から3日間の日程で予算案の審査を行うわけでありますが、計数に関しましては、重複質疑を避けられますよう、お願いを申し上げます。また、質疑は議題に沿ってされますよう、あわせてお願いを申し上げます。  また、執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては、迅速かつ的確に答弁されるよう、お願いをいたします。どうぞ円滑なる審査のため、ご協力くださいますよう、よろしくお願いをいたします。  これより議事に入ります。  最初に、総務企画委員会所管の審査として、議案第2号・平成16年度石岡市一般会計予算のうち、総務企画委員会の所管にかかわる部分、議案第7号・平成16年度石岡市駐車場特別会計予算、議案第11号・平成16年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計予算の計3件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  國司委員。 2 ◯委員(國司 進君) 改めまして、おはようございます。16年度の予算審議、トップバッターでやらせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、市税に関してでございますけども、ページで申し上げますと、48ページから51ページに関してでございます。  まず1点目といたしまして、歳入の部の市税に関してでございます。個人税に関しまして、お伺いいたします。  本年度の予算が17億6,029万6,000円でございます。それから、前年度が18億3,874万9,000円、それから、14年度でございますけども、19億4,757万2,000円でございますか、年々減収で、下降ぎみでございますけども、今後のこの推移というのは、まだまだ下がっていくのか、まず1点目、お伺いいたします。 3 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。
    4 ◯税務課長広瀬峰昌君) お答えいたします。  現在、数年前からバブルが崩壊しまして、景気低迷に伴うリストラや個人所得の減収は確かに落ち込んでおりますが、法人税に見られますように、設備投資が昨年度より上昇しておりますので、あくまでも予測なんですが、15年度が底が見えたのかなというふうに認識しております。  以上です。 5 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 6 ◯委員(國司 進君) そうしますと、昨年度、15年度がピークで、今後、横ばい、もしくは上がる傾向にあるというようなことでよろしいんでしょうか。  それから、法人税の方でございますけども、14年度が7億2,018万5,000円ですか、15年度が5億7,637万5,000円、それから、本年度の見通しが6億710万4,000円、一昨年から見れば、1億2,000万減収です、14年と比べると。これを、法人税の方の見通しも、ちょっとお伺いできればと思います。 7 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 8 ◯税務課長広瀬峰昌君) 法人に関しましては、先ほど申し上げましたように、15年度に設備投資が随分なされております。なおかつ、法人に関しては、所得割、均等割という2つの税があるわけなんですが、法人税に関しましては、16年度、約7,000万ほどの見込みを増を見ておりますんで、法人に限っては、バブルの崩壊後、去年から上昇に転じてるというふうに感じております。  以上です。 9 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 10 ◯委員(國司 進君) はい、了解いたしました。  それから、その下の項目で、固定資産でございますけども、これが14年度が37億8,930万2,000円、それから前年度、15年度は37億293万円、それから、本年度が38億2,272万5,000円ですか、これが一昨年の評価替えによってのこの増収であったのか、そこら辺も、ちょっとお伺いいたします。 11 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 12 ◯税務課長広瀬峰昌君) お答え申し上げます。  土地に関しましては、負担調整による増収になっております。家屋におきましては、委員さんのご指摘のとおり、昨年度、評価替えがありました。そういう部分では減になるということで、少し予算的には見込み過ぎましたんで、今年度は、その新築部分も含みまして、約5,000万ほどの増を見ております。  もう一つの大きな要因は、昨年度、償却資産の実態調査を行いました。そういう中で、約5,700万ほどの償却資産の増を見込みまして、今年度は1億1,000万ほどの増収が見込まれるというふうに算出しました。  以上です。 13 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 14 ◯委員(國司 進君) はい、了解いたしました。  次に進みます。次のページ、50ページになりますけども、軽自動車税でございますけども、前年度5,933万3,000円ですか、本年度の予算見込みが6,309万5,000円、376万2,000円の増を見込んでおるようでございますけども、これは何を基準に試算してあるのか、それから車の台数でも伸びてるのか、それとも税率でも上がったのか、お伺いいたします。 15 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 16 ◯税務課長広瀬峰昌君) お答え申し上げます。  軽自動車税は、平成15年度が1万5,561台、平成16年度見込み登録台数が1万5,631台で、全体の登録台数はほとんど変わりませんが、1台当たりの税率が低い50ccのバイク等が登録台数が減り、軽貨物軽乗用車等の税率が高いものがふえていることから、増になっております。景気が悪化している世相を反映して、普通車から維持費が安い軽自動車への乗りかえによるものと判断しております。  以上です。 17 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 18 ◯委員(國司 進君) はい、了解をいたしました。  次ですけども、市町村のたばこ税につきまして、お伺いいたします。同じく50ページになりますけども、前年度3億6,112万5,000円でございますか、本年度が3億8,552万4,000円、2,439万9,000円の増の見込みですが、これはたばこの税率が上がった分と思われますけども、喫煙者が減ってる中で、女性とか若い層にはふえてるそうですけども、喫煙者が減ってる中で、一般的常識で考えますと、税収の見込みというのは減収になるんじゃないかと思われますけども、これはあくまでも見込みでございますけども、それに沿った差異があるのかどうか、お伺いいたします。 19 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 20 ◯税務課長広瀬峰昌君) 委員さんご指摘のように、確かにたばこ税が上がりましたんで、その部分で増収を見込みました。ただ、喫煙者が減るというのも現実でありますんで、あくまでも、このたばこ税に関しては、予測ということにとどめまして、予算を計上させていただきました。 21 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 22 ◯委員(國司 進君) 先ほどの軽自動車税のことでございますけども、三鷹市で今年から支払いの窓口を、コンビニエンス、24時間体制で納入できるというようなことをスタートするようでございますけども、確かに今、若い方など共働きの方が多くて、私なんかも振り込みなんですけども、持参払いとか、振り込みとか、銀行、郵便局あると思いますけども、こういった払い込み先ですね、コンビニエンスみたいなものというのを執行部の方では考えておるのかおらないのか、お考えをお示しいただきたいと思います。 23 ◯委員長磯部延久君) 総務部長・関君。 24 ◯総務部長(関 正雄君) お答えいたします。  これは先日、前島孝元議員にもお答えしたところでございます。今後、十分に検討していきたいとは考えておりますけれども、まだ課題が多く残っておりまして、いろいろ手数料等の問題もございます。それから、バーコードに入れる納税番号のこととか、いろいろ、ちょっと課題がございまして、今後、十分に検討してから、そういうところについて考えていきたいと考えております。  以上です。 25 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 26 ◯委員(國司 進君) はい、了解いたしました。  もう一つ、先ほどのたばこ税のことでございますけども、本年度から、この超過分というのが届けに、収入がふえた分、ある程度上限がふえた分は、要するに、県の方に上納しなくちゃならないような話を聞いておりますけども、これはどうなのか、お伺いいたします。 27 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 28 ◯税務課長広瀬峰昌君) お答え申し上げます。  そういうお話はあることはあるかと思うんですが、こちらに正式な文書としてまだ参っておりませんので、この場では、ちょっとお答えにくいと。ご了解いただきたい。 29 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 30 ◯委員(國司 進君) 了解いたしました。  次に、歳出の方でございますけども、105ページになります。総務費の中の固定資産税賦課事務費4,349万3,000円についてでございますが、説明の中ですと、不動産鑑定委託料1,520万7,000円と、それから、航空写真図データ作成等委託料というのが1,591万1,000円ですか、それから、土地家屋現況図異動修正委託料342万2,000円が主なものかと思いますけども、これは次回行われます評価替えですか、3年度に一度行われます、平成18年度に改正される固定資産税評価替えに伴って行う経費かとは思いますけども、平成14年ですか、14年度に、税制改正で3年に一度になったわけですね。それで、この見直しをした場合、今後もこれ、3年間、3年に一度ずつ、このような経費がかかっていくのか、まず、お伺いいたします。 31 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 32 ◯税務課長広瀬峰昌君) お答え申します。  やはり、評価替えは3年に一度ずつ行っております。そのための準備ということで、不動産鑑定士を入れまして、準備をするわけです。航空写真に関しましては、去年、航空写真を撮りましたんで、その部分の地番、家屋を修正するためにデータの方に落とし込む、そういう作業が残っておりまして、毎年3年に一度ずつ、何らかの事業はやっていかなければならないというふうに感じております。  以上です。 33 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 34 ◯委員(國司 進君) 今のお話ですと、この航空写真図というのは、これもやっぱり3年に一度ずつというような意味あるのか、ちょっと理解できなかったものですから。 35 ◯委員長磯部延久君) 税務課長・広瀬君。 36 ◯税務課長広瀬峰昌君) 失礼しました。航空写真においても、3年に一度ずつ、空から現況を確認しまして、建物が建ってる、建ってない部分を再確認しまして、公平課税に徹しております。  以上です。 37 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 38 ◯委員(國司 進君) 3年に一度、この約4,300万からの経費がかかるというようなことでございますけども、何か、ちょっと矛盾してるような、4,300万から税収を上げるのは大変だと思いますけども、これも国の方針なんでしょうけども、何か矛盾してるような気がいたします。市民からの大事な血税でございますので、有意義に利用していただきたいと思います。  これで終わります。ありがとうございました。 39 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 40 ◯委員(金井一夫君) 金井です。今日の午前中の審議の範囲でお尋ねをしたいと思います。  最初に、本年度の一般会計補正予算の歳入の問題の中で1つお伺いしたいと思うんですが、石岡の標準財政規模で100とした場合に、今、合併を予定しておる八郷は60と、美野里は50と、玉里は20と、こういう割合になるというふうに聞いておりますが、そうなりますと、石岡は100で、あと3市町村は130、230。この全体の財政規模は合併の時点でどの程度になるのか、これをわかっていたら、お伺いをしたいと思うわけでございます。  それから、今までの、昨年ですか、石岡の財政力指数は0.7と、こう言われておりますが、新年度はどの程度になるのか。これも美野里は0.56と、玉里は0.54と、八郷は0.37であると、こういうように聞いておりますが、これに間違いがないかどうか。財政力指数は、その市町村のいわゆる財政の基盤を示す数値と言われておりますが、これによりますと、大幅に財政力が違うということになるわけでございますが、新年度を含めて、この見通しについて、お伺いをしたいと思います。 41 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 42 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  財政力指数でございますが、平成15年度については0.70ということでございますが、16年度最終的な、まだ当初の予算でございますんで、はっきりした数字は申し上げられませんが、それより落ちるというふうに考えております。 43 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 44 ◯委員(金井一夫君) ほかの町についてはまたお答えがないようでございますが、これは合併を控えまして、一般質問の中でも行われておりましたが、この財政の問題をきちんととらえて、合併に向けて、どういう方向に行くかと。今日は市長が出ていませんので、これが一番基本ではないかと思うんですね。だからこれをきちんと、各4市町村ですね、今の執行部、財政担当、企画がとらえて、それに基づいて、新市建設計画の中で、一番基本の財政計画を立てていかなければならない。これを控えた16年度の最後の予算でございますので、それについておわかりでありましたら、再度ご答弁をいただきたいと思うわけでございます。  そういう中でもう一つ参考に申し上げますが、地方交付税、これは今、国の方向として減らしていくわけで、三位一体ということで、財源移譲ということで、なかなか思うように財源移譲がされていないということで、それにかわる政策も、国の方で各市町村に対しておるわけでございますが、例えば地方交付税、これ、石岡の1人当たりの税収は14万と、こう言われてるんですね。八郷の1人当たりの税収は7万3,000円ですね、と私は聞いております。それに対して地方交付税は、八郷は1人当たり12万4,000円、石岡は7万3,000円と逆になってるのが、今、地方交付税の実態ですね。これは、全国の市町村が、きちんとした、同じような、公平に行政をするために地方交付税制度というのがありまして、それに基づいて、こういう実態になっておるわけでございます。ですから、14年度の決算で見ますと、石岡は地方交付税29億、八郷は38億というふうに逆なんですね。しかし、1人当たりの税収はこれだけ格差があると。極端に言えば半分ですね。これは、逆に言えば、石岡市の税の取り方が高過ぎるという意味にも言われてもしようがない面もあるわけです。ですから周りの町村は、石岡と合併したら税金が高くなるんではないかと心配している住民も非常に多いわけですし、また、石岡の市民は、石岡だけうんと税金を取って、それで、合併したら、みんなほかに金を使われてしまうんではないかと、こういう危惧もしておるわけでございます。この辺について、私が申し上げました数字が執行部でとらえて間違いないかどうか、お尋ねをしたいわけでございます。 45 ◯委員長磯部延久君) 企画部長・中村君。 46 ◯企画部長(中村 栄君) お答え申し上げます。  ただいま金井委員がおっしゃられました1人当たりの税額あるいは交付税額につきましては、議員ご指摘のとおりでございます。ただ、交付税の機能としまして、大きく2つあるわけでございますけれども、1つは財政の調整機能、それから、2つ目としまして、財源の保障機能というふうな2つの大きな機能がございますけれども、やはり、それだけの税収が入ってくる自治体と入らない自治体におきまして、それなりの行政サービスを確保しようというのが、今申し上げました交付税の2つの大きな機能かと思います。おっしゃられるとおりでございまして、ただ、それが委員さんご指摘になるような財政運営にはならないというふうに確信してございますんで、ご安心をいただきたいというふうに思います。  以上でございます。 47 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 48 ◯委員(金井一夫君) 企画部長の今の自信あるご答弁ですが、私は、そういう傾向があるんじゃないかと思いますね。それは企画部長の自信だけでは、これは成り立ちませんので、ひとつやっぱり、これはきちんと、この問題を数字的にとらえて、やっぱり4市町村の合併協議会の事務局があるわけですから、それにも話をして、4市町村の政治的な責任を持つ長あるいは助役が、きちんとこの問題をとらえて、損のないような合併、これに向けて計画を立てられるように、私はお願いをしておきたいと思うわけでございます。  それから、歳入の全体のことに入りますが、先ほどの國司議員の質疑の中で、いわゆる個人市民税がですね、まあ、多分これ、4.3%減収になっており、法人市民税が何%か増収になる、7,000万増を見込むということで、固定資産税が約3.3%増になるわけですね。この固定資産税が、木村市政の場合、2期、2年連続して、特に実態に合わない中心市外部を2年続けて基礎になる評価を減額しまして、税収、下げたわけです。横田市政になって、全然それはしてないという実態があるわけですね。さらに、土地の価格は下がっておる中で、全然変えないということで、これは逆に、本来ならば、もっと減収になるんですね。それが増税になってるという問題があるのではないかと思います。これについて、助役はどのように考えておられるか、あるいは担当の部長はどのように考えておられるのか、ひとつお尋ねをしたいと思うわけでございます。  それから、先ほどもお話し申し上げましたが、今の三位一体で、本来ならば税源移譲がされる中、なかなかされないということで、新しく、まあ、そのかわりという、国庫補助金の減のかわりということで、所得譲与税が新設されたと。この将来、16年度は8,670万ですか、税収を見込んでおるわけでございますが、これは今後どのようになっていくのか、それをひとつお尋ねをしたいと思います。  それから、配当割交付金と株式等譲渡所得割交付金が、これもやはり新設をされております。これは初めてでございますので、まあ、ほんの、金額的には小さいわけですが、16年度、新年度、実際のこの税収の見込みというのは、この2つについては、もっと大幅に入るというように見ておるのかどうか、これをお尋ねしたいと思います。  それから、地方交付税は、15年度、前年度の実績ベースから見ると、14%減で歳入を見込んでると、こういうように聞いておるんですが、実際に、数字に出された、この地方交付税の歳入見込みは、6,500万マイナスという非常に小幅ですが、実際には14%減ってるんだというように聞いておるわけでございますが、これについてお答えをいただきたいと思います。 49 ◯委員長磯部延久君) 総務部長・関君。 50 ◯総務部長(関 正雄君) 固定資産税関係の質問にお答えいたします。  税金自体が増になっておりますということの中には、この都市計画税の土地分につきましては、負担調整の増によるものでございます。ただ、土地の評価そのものは、現在、下がっているのが実情でございます。宅地について申し上げますと、石岡市の商業地区で、駅前の国府1丁目、これが基準地になっておりますが、一番高い評価してるところでありますけれども、この土地の平成12年の鑑定評価価格、これは11年1月1日時点での価格でございますが、21万でございます。12年度の評価額は、その7割として、14万7,000円となります。その評価を基準といたしまして、下落修正による時点修正を乗じた価格が、それぞれ12年度が13万5,975円、13年度が11万8,041円、平成14年度が10万2,165円となっております。  以上でございます。 51 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 52 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  先ほどのご質問につきまして、三位一体によります所得譲与税でございますが、今年度8,670万というようなことで、都道府県と市町村に、それぞれの人口規模に応じて配分されたものでございます。1人当たり1,674円というようなことで計算されているようでございますが、これについての17年、18年の見込みでございますが、横ばい、この数字あたりでいくのかなというふうに考えております。  それから配当割交付金でございますが、これについても、県民税の配当金の割でございます。それから株式等譲渡所得割交付金でありますが、これについても、県民税、株式等の譲渡割の交付でございますが、これについても、配当が今年750万の、譲渡割の方が100万というふうなことで、これも非常に算出が難しい。今年度につきましては、県の方の計算の金額で計上したということで、これも、こういった数字がいくのかなというふうに考えております。  それから、交付税でございますが、平成16年度の地方交付税につきましては、我が国において、先ほども申しましたが、国の三位一体の改革の方針に基づきまして、交付税の財源保障機能を全般的に見直して縮小し、交付税総額を抑制するという考えから、地方に交付される、いわゆる出口ベースでございますが、地方交付税の総額が約16兆8,900億円というふうなことで、昨年度より、国全体で6.5%削減されているということでございます。その中で、当市の基準財政収入において、個人市民税などが減収する見込みの中で、固定資産税や、それから地方消費税交付金がふえるほか、税源移譲された所得譲与税が新たに増加した結果、昨年度より1億7,000万余り増の60億5,000万程度を見込んでおるところでございます。  一方、基準財政需要額につきましては、経常経費はほぼ同額と見込んでおりますので、投資的経費、それから国においての地方単独前提を9.5%削減して、これにより、需要額は昨年度より1億5,000万余りの減というようなことで、79億4,000万程度に見込んでいるというようなことで、普通交付税については、昨年度と比べて減になる。それから、特別交付税についても、昨年と同様の形で見込んだということでございます。 53 ◯委員長磯部延久君) 企画部長・中村君。 54 ◯企画部長(中村 栄君) 財政課長の答弁に補足して答弁いたしたいと思います。  最初に所得譲与税でございますけれども、三位一体の改革によりまして、平成16年度から取り組まれているわけでございますけれども、平成16年度の、いわゆる税源移譲が非常に小規模であったというふうなことでございまして、国におきましては、平成18年度を目標にしてございます。平成18年度までに、国の方の国庫補助金等も約4兆円ほど削りたいというふうなことも考えてございますので、そういう中で、先ほど申し上げましたように、平成16年度の税源移譲は非常に少なかったというふうなことで、所得税の一部を地方に譲与するというような形をとりましたので、この税源移譲が本格的に行われる平成18年度を見越しますと、別な形で行われるんではなかろうかなというふうに考えてございますんで、まだそこのところは定かでございません、国の論議を待っているところでございます。  それから、地方交付税の14%の減というふうなことを申し上げておりますけれども、平成15年度の補正予算におきましてご提案しておりますように、平成15年度の当初予算に比べて、補正後の予算額は、補正予算書に示しているとおりでございます。交付ベースで約22億円でございます。それから16年度の当初予算を比較いたしますと、14%程度の減というふうなことになるわけでございますんで、15年度の補正予算書の補正後の予算額、それと比較した場合の率を述べているわけでございます。  以上でございます。 55 ◯委員長磯部延久君) 総務部長・関君。 56 ◯総務部長(関 正雄君) 答弁漏れがございましたので、追加させていただきます。  先ほどの鑑定の価格でございますが、15年度におきましては9万5,942円、平成16年度におきましては8万4,672円ということになっておりまして、これは木村市政だけでなく、横田市政になっても下がっているという実態がございます。  それから、課税の関係なんですけれども、この地点は、商業地域の一部につきましては、評価も下がりまして、課税標準も下がるという結果になりまして、その結果、課税額も下がるということになっておりますけれども、商業地域のほかの区域、それからほかの地域では、評価が下がっても、負担調整の関係で課税標準率が上がるということがございます。そういうことで、課税額そのものは増というふうになっている実態がございますので、ご了解をお願いしたいと思います。  以上でございます。 57 ◯委員長磯部延久君) 助役・阿部君。 58 ◯助役(阿部 聖君) ただいまの固定資産税の土地の価格が下がっても増税となってるのではないかというふうなことでございますが、これは国の方からの指示がありまして、評価額の修正ですか、これは逐次行っておりますし、先ほど総務部長がお答えしましたように、負担調整の部分ですね、差がない部分があるというふうに、この部分は税額が変わらないという部分があると、このように認識しております。 59 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 60 ◯委員(金井一夫君) まあ、固定資産税につきましては、調整でもって、実際には下がってるんだけど、個人個人の納税額は上がっておるというご答弁だと思いますが、最終的に、じゃあ、どうなるのかと。最終的ですよ、何年度にどの程度になるのかということは、今現在どういうふうにとらえておるのか。これはやっぱり、市民は、毎年毎年いつも上がっていくんだというふうに、実際には払うわけですから、増額で、あ、今年も上がった、今年も上がったということなので、その辺の見通しについて、わかっておりましたら、お答えをいただきたいと思うわけでございます。
     それから、市債が21億ですか、21億7,750万ということで、昨年は16億6,160万ということで、31%増になっておるわけでございますが、執行部の説明を聞きますと、このうち借換債が9億9,700万円あるんだということで、実際には、9億ですから、21億から9億ですか、こういうパーセントではないんだというご説明でございますが、そうだとすれば、この借換債の内容について、内訳といいますかね、これについて、お尋ねをしたいわけでございます。  それからもう一つ、分担金と負担金が減額で計上されております。また、使用料及び手数料も減額で計上されております。この理由について、お尋ねをしたいと思います。 61 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 62 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  減税補 債の借換債でございますが、平成7年度、それから平成8年度においての当時の景気に配慮する必要から、所得税及び住民税にかかわる制度減税並びに特別減税が引き続き実施されることになりまして、これに伴って減税補 措置が講じられて、減税補 債を発行したということでございまして、それの償還ということでございますが、平成7年度につきましては起債額が4億5,970万円、平成8年度が5億3,750万円、合わせまして、9億9,720万ということでございます。  以上でございます。 63 ◯委員長磯部延久君) 総務部長・関君。 64 ◯総務部長(関 正雄君) 固定資産税関係の質問にお答えいたします。  現在、課税標準額は鑑定価格の70%を上限といたしまして、そこにたどり着いた場合には横ばいというようなことで課税標準を出してるわけですけれども、新しい税法の改正によりまして、65%というような数字も今上がってるようでございます。ただ、こういう数字が出ましても、その鑑定そのものが上がっていけば上がるということにはなるかと思いますけれども、はっきりしたことは言えませんけれども、全体的に緩やかな上昇というようなことになるのではないかと考えております。  以上でございます。 65 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 66 ◯財政課長(細井恒雄君) それと、漏れましたので、失礼しました。  それから、分担金及び負担金でございますが、この減につきましては、道路整備事業の受益者分の負担金が主な原因でございます。それから使用料及び手数料でございますが、これについては、市営住宅の使用料、現年度分の減、それから、し尿汲取手数料証紙収入ですか、こういったものが大きく減になっているということでなっております。 67 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 68 ◯委員(金井一夫君) 今、総務部長にご答弁いただいたんですが、市民の感じでは、一体いつごろまで上がっていくのかということが知りたいんだと思うんだよね、あと10年程度は毎年上がっていくんだとかね。その見通しについて、もしおわかりでしたら、お答えをいただきたい。見通しがなければないで結構なんですが、そういうことでお願いをしたいと思います。  それから、この歳入の中で、合併関係の補助金とか、起債が入っておると思うんですが、これがそれぞれの部分に入っておると思うんですが、この額と項目について、ひとつお答えをいただきたいと思うわけでございます。例えば県の支出金があると思うんですが、県の支出金、まあ、補助金になるわけですが、合併特例交付金定額8,330万9,000円なんていう計上されておりますが、これ、県の支出金で、合併特例が8,334万でしょう、それから参議院の選挙で2,210万と。全体の県の支出金では増額で計上されておるんですが、この合併特例とか参議院選挙なんていうのを引きますと、実際には減額で歳入として入ってきておるという内容だと思いますので、その辺の関係とあわせて、この合併関係の補助金あるいは起債等が、予算の中で何と何で幾ら歳入を見込んでるのかをお尋ねしたいわけです。 69 ◯委員長磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 70 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) お答え申し上げます。  平成16年度合併関係で歳入で見込んでおりますのは、63ページに記載してございますとおり、県支出金の総務費県補助金、合併特例交付金の8,334万9,000円のみでございます。合併推進ということで合併前の財政支援もございますけれども、これは合併協議会におきまして、総事業費の50%が普通交付税で見られる分の合併推進債につきましては、新たな借り入れを伴うということで、これは借り入れをしないということで申し合わせがなっているところでございます。したがいまして、合併後は、俗に言われます合併特例債は、同じ事業を行いましても7割が普通交付税で算入されるわけでございますので、そういった期間のちょっとの差で、多くの財政支援が見込まれる方をあてがえようということで考えております。したがいまして、今回、補助金でもらいますのは、県から出ます合併特例交付金、これは電算システムの統一に伴うサーバーの統一にかかる費用を当て込んでおるところでございます。したがいまして、新市におきましては、これらを含めまして、合併後、県から上限で10億円の補助金が出るという合併特例金の一部でございます。  以上でございます。 71 ◯委員長磯部延久君) 総務部長・関君。 72 ◯総務部長(関 正雄君) 固定資産税関係について、お答えいたします。  固定資産税の増額はいつまで続くのかというご質問でございます。これは、地域によりましても、種目によりましても評価の仕方が違ってまいりますので、全体としていつまでというようなことは、一概には答えられないというのが現状でございます。  以上でございます。 73 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 74 ◯委員(金井一夫君) 総務部長の答弁は了解しました。  合併関係についても了解したんですが、今の答弁の中で、合併後、県から10億円の県の補助金が出るということは、これは新しい市に対して出るということで、石岡市だけに出るということではないのではないかと思うんですが、それをもう一回確認したいと思います。  それから、先ほどの、ご答弁もいただいたんですが、約9億9,700万余、平成7年度と8年分の減税補 債ですか、これを一度に返さなければならないと。だけども返せないので、10億円、石岡市の財政で今返せないので、起債でもって、また借金をして返すんだということだと思うんですよね。私はこう、ちょっと以前の、まあ、正確な理解かどうかわかりませんが、国で財政が大変で補助金が出せないということで起債を見込みますよということは、ちょうど、ふるさとですか、いわゆる補助金のほかに生涯学習事業ということで、そのときから石岡は該当になったと思うんですね。それで、そのときの話では、国で補助金を出せないんで、借金を見込みますよと。その分は地方交付税で、毎年毎年、返す分は算入していきますよという説明であったように思うんですね。それがこういうことで、今、実際に地方交付税の中に、ずっとそれから以後、補助金、国で出さない分、起債で返せる分について、毎年、地方交付税の中に算入して、いわゆる国が負担しているのかどうか、今もって。それをお尋ねしておきたいと思います。じゃないと、今後のね、やっぱり今の合併に対しての特例債の問題でも、7割は国で負担していきましょうと、それが本当かどうかということは非常に疑問に思われますので、今、その言うとおりにしても、後で国でやっていなければならないと思いますので、その関係で、それをお答えをいただきたいと思うわけです。 75 ◯委員長磯部延久君) 企画課副課長・佐々木君。 76 ◯企画課副課長(佐々木敏夫君) お答え申し上げます。  県の合併特例交付金は新市において交付されるものでございますけれども、しかしながら、電算統一の事業でございますけれども、新市になりますと統一したサービスを即時に提供することと相なるわけでございますので、平成16年度が準備作業になるわけでございます。したがいまして、旧市町村におきましてその新市のための統一的な事業を執行いたしまして、その時点で議決が行われれば、新市において、その部分を含めた補助金が支給される。旧市町村で行ってたものと、新市と、執行と支給のタイムラグが生じるわけですけれども、そうしたことにつきましては、県におきましても、了解といいますか、そういった部分については見てくれるということで進めているところでございます。  以上でございます。  申しわけございませんでした。この10億円は、新市において一括で交付されるものでございます。  以上でございます。 77 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 78 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  先ほどの起債関係でございますが、確かに、地方交付税で返ってくる分ございます。この減税補 債の状況につきましては、7年、8年ですので、償還期間8年、9年ということで満期一括償還とし、満期日に発行額全額を借りかえるものとするという条件と、あとは、当該借換債の償還条件は、償還期間10年、元利均等償還とするというような、こういった条件で、10年後にこういった借換債、また借りて返すという形になっております。 79 ◯委員長磯部延久君) 企画部長・中村君。 80 ◯企画部長(中村 栄君) お答え申し上げます。  先ほど金井委員さん、風土記の丘等のお話をなされましたけれども、交付税に算入されております代表的なものは、俗に地総債と申しますが、地域総合整備事業債、これなどにつきましては、交付税の中に、償還の部分、利子の部分、算入されてございます。ただ、今回の借換債でございますけれども、平成7年、平成8年に借りたわけでございますけれども、一般的な地方債は、例えば10年で返す場合、2年据え置きとか3年据え置きとかというような据え置き期間がありまして、その後に、例えば均等で償還していくというふうな地方債の償還の仕方でございますけれども、この起債は、例えば9年を据え置いて、1年目に一括して返すというようなものでございます。  この前も、日立市の予算が新聞に出てございましたけれども、当市の場合は約10億近くでございますけれども、日立市の場合、43億というふうな額が載ってございましたけれども、それでちょっとお手数でも、予算書の公債費の欄をごらんいただきたいんですけれども、226ページから227ページにかけてでございます。借換債を起こす金額は9億9,720万円でございます。この元金の23億8,600万に返すお金が入ってございまして、その財源として地方債をまた起こすというふうなことで、地方債の財源の欄の中に9億9,720万円が財源として記載されてるというふうなことでございます。そういうことで膨らんでると申しますか、そういう表現をしたかと思いますけれども、そういうようなことになってございます。ご理解いただきたいと。 81 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 82 ◯委員(金井一夫君) まあ、内容については了解をいたしました。  それで、もう一つお尋ねしたいと思うんですが、この繰入金の中の基金繰入金ですね。財調から7番目の合併に関する事業金繰入金まで、それぞれ、新年、16年度の繰り入れ金額が計上されておりますが、この公共施設改修事業基金繰入金5,262万ですね、これは歳出の方ではどれに使うのか。また、ふるさとづくり基金繰入金1億2,165万ですか、これも歳出の方ではどれに使うのか。地域福祉基金繰入金、まあ、これは14万ですから結構ですが、学校建設事業基金繰入金の1,481万は何に使うのか、これをお尋ねしたいと思います。 83 ◯委員長磯部延久君) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午前11時06分休憩            ───────────────────────                   午前11時22分再開 84 ◯委員長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  財政課長・細井君。 85 ◯財政課長(細井恒雄君) 大変失礼を申し上げました。  それでは、繰入金について、ご説明をさせていただきます。  最初に、公共施設改修事業基金の繰入金でございますが、これについては、トイレ改修と、それから施設修繕というようなことでございます。トイレ改修につきましては、健康広場の野外トイレ改修、それから、第2保育所のトイレ改修、柏原池公園駐車場整備工事、それから、舟塚山古墳見学者トイレ改修、運動公園の多目的広場トイレ改修、それから、半の木霊園のトイレ改修でございます。それと、施設修繕につきましては、図書館の屋上防水、それから、市民会館におけます冷凍機、オーバーホール等でございます。そのものが公共施設の改修の事業基金で使われるということでございます。  次に、ふるさとづくり基金の繰入金でございますが、これについては路線バスの試行事業を行っておりますが、それに4,700万円、それから鹿島事業支援事業、それから高速バスの事業、それから龍神の森整備事業、これに充てる予定でございます。  それから、地域福祉基金の繰り入れでございますが、これについては117ページをごらんいただきたいと思います。中ほどより下に専門従事者奨学金貸与事業とございますが、これにその金額を充当する予定でございます。  それから、その下の文化財整備基金繰入でございますが、これについては、211ページ、12ページでございますが、文化財保護保存及び普及経費の中の整備事業に、そのものを充てるということでございます。  それから、学校建設事業基金繰り入れでございますが、これについては196、197、学校建設費の中に東小学校の改築事業と北小学校の耐震診断事業、これに充てる予定でございます。  以上でございます。 86 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 87 ◯委員(金井一夫君) 使い道につきましては、了解をいたしました。  それで、次に移りたいと思うんですが、歳出の方へいきまして、91ページですね。地域交通対策事業ですね、巡回バス関係が載っておられるわけですが、この巡回バスは、コインバス100円ということで、非常に便利で市民から喜ばれておるわけですが、一方、それに該当しない地域では、不公平だという市民の声が相当あります。これはなかなか難しいと思うわけでございますが、やはり行政は公平でなければならないんですが、すべての市民を対象にバスを通すというわけにもなかなかいかないと思いますが、これについてもう少し、今後、今度4月から新しく検討して、バスの巡回を決めたようでございますが、もう少し検討する必要があるのではないかと、こういうふうに考えております。その辺について、新年度の中で、また検討し直す考え方があるかどうか、ひとつお尋ねをしておきたいと思うわけでございます。  それから、消防費の方へいきたいと思います。187ページですか、真ん中のころに消防機械整備事業でもって、高規格救急自動車購入費3,130万が計上されておりますが、現在ある車両と比較して、新しく購入しようとする車両はどういうふうに違うのか、これをひとつお尋ねをしておきたいと思うわけでございます。 88 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 89 ◯企画課長(荻沼雅光君) 巡回バスについて、ご答弁申し上げます。  巡回バスにつきましては、以前、各バス事業者におきまして、何らかの路線があった場所、しかしながら、現在においては、さまざまな理由におきまして、すべて路線の撤退が進んでおるわけですけれども、そのような地域を、交通弱者の足を確保する意味合いから、5ルートということを限定させていただきまして、現在、走らせてるわけです。委員ご指摘のとおり、従来、路線バスがあったにもかかわらず、現在、私どもワンコインバスが走ってないという地域が二、三ございます。これらにつきましても、4月1日からのルート改正に向けまして、事務局なりに検討は進めさせていただきましたけれども、いかんせん、ワンマンバスのためにバックはできません。前進でバスが一回り回転できる回転所が確保できないと、運輸局の許認可の基準に合致しません。  それから、特に関川、三村地区におきましては、違うルートを走行させる案も確かにございましたが、いかんせん市外へ飛び出してしまいまして、霞ヶ浦町を走らないと一巡ルートがとれないというふうなさまざまな要因ございまして、今後とも私どもの検討課題となってございますので、引き続き、機会あるごとに、さまざまな機関と協議を進めてまいりたいと思います。ご了解をちょうだいしたいと思います。  以上でございます。 90 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 91 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  今年度予算に計上されてます高規格救急自動車の更新でございますが、現在、柏原出張所の方に配備されてます、平成6年度に更新しました同じ高規格救急自動車の更新でございます。同じ高規格の救急自動車の更新なんですが、平成6年度の車両に比べますと、最近の高規格救急自動車というのは、傷病者を乗せます担架等の振動を和らげるというような装置もついております。そのほかの装備につきましては、車両が若干、室内が高くなって、ハイルーフということで、高くなっております。その他積載機具等につきましては、救急救命士が二層の除細動が使えるというようなことになっております。そういう除細動の装備が若干違っておるというわけでございます。  以上でございます。 92 ◯委員長磯部延久君) 金井委員。 93 ◯委員(金井一夫君) お答えをいただきまして、ありがとうございました。  それで、91ページに巡回バス用設備設置委託料というのが計上されておりますが、これはどういう内容なのかを、あわせてお尋ねをしたいと思うわけでございます。そして、私が先ほど申し上げましたその件ですが、現在、バス路線が廃止されない地域ですね、ここは回ってないんですが、このバス路線が廃止されてない地域の市民は、バス料金が高いわけですよね。そういう点でそういう声が出てるということですので、これはつけ加えておきたいと思います。  高規格救急自動車、新しく更新いたしまして、今後とも市民のために活動されるよう要望して、そちらは終わりたいと思います。 94 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 95 ◯企画課長(荻沼雅光君) 巡回バスの設備設置に関する委託料でございますが、63万円の9割方がバス停留所の時刻表掲示板でございます。あれは原因者が負担するという規則になってございまして、これは原因者である石岡市がバス停留所の時刻表の掲示板を設置しなければいけない。それをバス事業者に委託するものでございます。  以上でございます。 96 ◯委員長磯部延久君) 前島孝元委員。 97 ◯委員(前島孝元君) それでは、16年度の予算に関しまして、歳出の方で、具体的な項目でお聞きをしたいと思います。  最初に、85ページの市制50周年記念市民号経費、それから、その下の記念式典経費について、お伺いをいたします。  この件に関しましては、私、議員になってから、去年、おととしから、どういう行事をやるんですかということで、助役にいろいろと、この予算委員会でもお聞きしてきたんですが、合併が来年ということで、市制50周年の記念行事をしてから新市になると、そういった経験のでき得ない事象になっておりますけれども、具体的に、99万6,000円ですか、載っております。で、市民号職員参加負担金72万円、これの具体的な使い道といいますか、多分、職員の方が参加をする負担金だと思うんですけれども、どういう職員をどのような参加をさせるのか、何人参加をした、そういう構想をお聞きをしたいと、このように思います。  それからその下の、同じく記念表彰式典経費173万2,000円の中の記念品110万6,000円ですけれども、この使途につきまして、お聞かせを願いたいと思います。 98 ◯委員長磯部延久君) 秘書広報課長・大野君。 99 ◯秘書広報課長(大野静夫君) ご答弁申し上げます。  まず最初に、市制50周年記念市民号経費、こちらの市民号参加負担金72万円についてでございますが、こちらにつきましては、市民号というのは、平成13年まで、市の事業として行ってきたところであります。そして、14年、15年と休止をしております。そして、今回、この市民号をやるに至りましたのは、昨年度、市制施行50周年記念事業を施行するに当たりまして、各部から代表者を、各部から部長あるいは副部長という職の者を各1名ずつ選出していただきまして、その中で、記念式典の日をいつにするかと、あと、記念行事をどのような行事をやってくか、こういうことを議題としまして決定をさせていただきました。協議をさせていただいて、決定をし、それを市長に報告をさせていただいた、こういう経緯がございます。そして、そのうち実行委員会で決まりましたのが、50周年記念事業として、1回限りの事業として市民号を走らせる、そのような決定がなされたところでございます。  そして、この72万の参加者負担金でございますが、平成13年度、最後に行ったときの経過から──経過というか、その実績をもとに、参加者でございますが、この当時は、市長、議長、副議長、部長等8名、課長等3名、係長10名と、このような構成で市民号に参加をしておりました。合わせて24名というようなことでありますので、今回も24名、そして、1人頭3万円という予算を計上させていただきました。これは、やはり同じように、13年度の実績に基づくものでございます。この事業主体となりますのはJR東日本でありますので、その分をJRに負担金として払い込むと、このような経費でございます。  続きまして、もう1点、市制50周年記念表彰式式典経費の中の記念品でございますが、こちらにつきましては、参加者に配布する記念品、これを予定しております。そして、こちらにつきましてですが、これは一応、額、このとき、表彰者を既に市制施行30周年、40周年と、こう行ってきたところでありますが、当時、30周年のときが181名の表彰者を出しております。そして、40周年のときが276名。今回、私どもでは、予算計上に当たりましては、300人というようなことでの想定をさせていただきました。これの賞状を入れる額と、あと、そのときにお配りする記念品というようなことで、今回の計上になっております。そして、実際何名の方に表彰するかっていうのは、この予算を通していただきました後に、また、市制施行に当たりましては、実行委員の方々に集まりをいただきまして、各部から表彰者の推薦をいただき、その上で決定をさせていただきたい、このように考えております。  以上であります。 100 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 101 ◯委員(前島孝元君) 具体的な内容はおおよそわかりましたが、市民職員参加負担金、これは負担金としてJRの方に払うというんですけれども、市長、議長、そのほか各部長さん、もちろん、50周年を記念して市民号を出すんですけれども、まあ、考え方は若干私は違うんですけれども、予算の方で、1人当たりの負担金として3万円払う、これは参加費用だと思うんですね。参加費用というのは、市長でも、議長でも、これ、議長交際費とか市長交際費、あるいは職員は、市の労務規則によって、出張の場合には幾らとか、旅費とか、そういうものも当然出るはずだと思うんですね。あるいは、考え方によっては、まあ、自ら進んで、率先して、市の職員ですからね、自ら率先して、市民と同じように自腹を切って行くと、こういうのも当然、常識な、今の社会でいいますと、もう、こういうことは常識な範囲なわけですよね。私は、お金出すなっていうことじゃないんですよ。その考え方で言ってるつもりですから、反対はしません。しかし、こういった財政難、先ほどからいろんな質問で出てますけども、非常に財政難の中で、出す方法はいろいろあるかと思いますが、まあ、そういったものを含めまして、ぜひとも、ちょっとこう見直していただきたいなと、このような希望を持ってますので、ちょっとつけ加えさせていただきます。やることは大変結構ですので、ぜひ盛大に、私も日程が合えば参加をしたいと思ってますけども、そういうことで、ぜひともお願いをしたいと思います。了解はいたしました。  それから2点目、91ページですね。その下に、市町村合併推進事業といたしまして、県派遣職員の負担金891万6,000円、それから、合併協議会負担金600万円が計上がされております。市町村合併につきましては、先輩議員も先ほどからいろんなご質問をされてますけれども、この合併推進事業に関しまして、県派遣、市の職員を県の方に派遣をしているということだろうと思うんですが、その給与だと思うんですが、何人派遣してて、いつからいつまでを派遣をされてるのか、ご答弁といいますか、内容について、お伺いをしたいと思います。  それから、合併協議会負担金につきましては、昨年度1,000万、1市2町1村が4つで1,000万ずつ入れて、たしか4,000万の予算で3月までやって、この4月からは、不足するんで600万、これ、1町、同じだと思うんですが、同じなのか、4市町村同じなのか。それと、今年度といいますか、17年3月31日目途で進めておる関係で、この負担金の600万の内訳がわかりましたら、わかんなければ、これは協議会でやってることですので、中身については、まだわからない部分もあるかと思うんですが、わかってる範囲で、この使途について、ご説明をいただきたいと思います。 102 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 103 ◯企画課長(荻沼雅光君) 第1点目の県派遣職員の負担金でございますが、茨城県の職員を私ども石岡市に派遣をいただいてございます。一旦石岡市に派遣いただいた職員が、ただいま合併協議会事務局に勤務しております、総括班長でございます。そのための負担金を茨城県にお支払いするものでございます。  それから第2点目ですが、600万円の中身につきましては、合併協議会が詳細にこれから予算検討を加えることでございますので、私どもでは詳細なところまでは現在つかんでおりませんので、ご了解をちょうだいしたいと思います。〔「期間は期間、派遣職員の期間」と呼ぶ者あり〕はい。派遣職員は、15年4月1日から、向こう2年間ですから、17年3月31日まで石岡市が派遣をいただいております。  以上でございます。 104 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 105 ◯委員(前島孝元君) はい、了解をいたしました。  続きまして、その下の地域交通対策事業について、ご質問をいたします。
     先ほど金井議員の方から、石岡市のモデル巡回バス運行につきましては質問がありましたけども、ちょっと私も、若干関連しますけれども、まず、この巡回バス運行補助金で4,637万円ということなんですが、これは、16年度の石岡市予算(案)の方のこちらを見ますと、小型ノンステップバス導入費、新たにバスを購入するということも含まれてる予算だと思います、4,600万ですからね。で、これも先ほど金井議員の方から、いろいろルートについてのお話がありましたけども、私も、地域の老人の方、あるいは知ってる老人の方から、非常にそのルートをもう少し検討していただけないかというような要望が何点かありました。で、機会がありましたら、ぜひ執行部の方にお伝えしますということでしたんですが、これから2つ質問しますけれども、このモデル巡回は昨年から始まってるんですが、これ、モデルとしていつまでやるのか。16年度で終わって、本格稼働はいつから考えてるのかですね。で、今のモデル巡行をいつ、今年度いっぱいでやめるのか、上期、9月いっぱいでやめるのか、その辺、方針が決まってましたら、お答えを願いたい。  それから、もう一つは、そこのルートでございますけれども、何かそのお年寄りの方が何人か言うのには、あるところに行くのに、2回乗りかえないと行けないんだと。そうすると、200円かかってしまうと。まあ、山手線みたく、例えば、ぐるっと市内を要所要所で回っていただいて、そういったものができるんであれば、100円で行けるんだと。まあ、往復、行き帰りが200円ですけどね。まあ、そういう要望が私の方に何点か寄せられた経緯がございます。具体的にはルートは言ってませんでしたけども、ぜひ今後、ルートの検討をするに当たりましては、皆さんのご意見を聞いていただいて、そういった市内の巡回というんですかね、何ていうんですかね、まあ、そういうことも意見としてございますので、ぜひ、本格施行、あるいはモデルの中でできるんであれば、その辺もぜひご検討をしていただけないかと、このように、要望になりますけれども、よろしくお願いします。  それから、続けて地域交通対策事業の中の、これ、91ページ、高速バス用駐車場整備工事300万、それから次のページの、93ページの上の高速バス停整備負担金350万、これは新聞等で私は知ったんですが、常磐高速道路のインターチェンジの近くに、東京の八重洲から、今、水戸ですかね、行ってる高速バス、非常にこれ人気がありまして、常磐線乗るよりいいということで、トイレつきで快適だということで人気があるようですけれども、そのバス停を、高速バス停を、どこかわかりませんが、どこかのサービスエリアの近くに整備をすると、このようなことが新聞で載っておりまして、初めて私わかったんですが、それに関連する、これは整備事業だと私は認識してるんですが、具体的にどこの場所なのかですね、えっ、そうですか、私だけですか、知らないのは。具体的にどの場所で、何平米ぐらいの規模で整備をするのか。あるいはそこには、トイレとか、休憩所とか、駐車場、もちろん駐車場もできる、駐車場ですからね。何台ぐらいの収容スペースで考えてるのか、その辺もあわせまして、ご答弁をお願いをしたいと思います。 106 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 107 ◯企画課長(荻沼雅光君) 第1点の巡回バスについて、お答え申し上げます。  モデル運行とはいつまでかというご質問でございました。16年4月1日から17年3月末まで、これが第2期のモデル運行として、私どもは規定してございます。現在、まだ15年度でございますが、15年9月1日から16年の3月末日までが第1期でございますので、第1期で7カ月、第2期で12カ月の試行期間、モデル期間を経て、本格的な運行に入らせていただきたいということでございます。  それから、乗りかえして200円かかる、確かにそうでございます。石岡駅が起点として運行されてございますので、いずれかのルートで石岡駅までおいでいただいて、そこで100円、仮にそこから、ふれあいの里でおふろに入るとすれば、そこでまた100円、ただし、ふれあいの里のカウンターで帰りの無料券を交付しておりますので、帰りは無料でお帰りいただけます。私どもそういうことも市報その他でお知らせしておるつもりですが、まだまだPRが行き届いてないとすれば、今後もPRに努めていただきたいと思います。  それから、高速バスの件でございますが、高速バスの石岡停留所は若松地内でございますが、場所は、石岡から柿岡方面へ向かいまして、高速自動車道の橋にかかる手前で左へ入っていただきます。すなわち宮部方面に入っていただきますと、そこから200メートルのところに石岡のバス停という、バス停施設そのものは常磐自動車道を建設したときにできてはおったんですが、附帯設備が全くできてなかった。いわゆる本線上に膨らんでるスペースは現在もございます。そこをバス停留所として私どもが整備しようということでございます。その内容でございますが、利用者のための駐車場は約1,000平米を目標に、ただいま、地主さんの下話、了解はちょうだいしているところです。計算しますと、大体35台程度の車をとめることが可能でございます。  それから、バス停留所を整備するための負担金の中身はというご質問でございました。高速道路は、ご承知のとおり日本道路公団が管理運営してございますが、土地そのものは国のものでございます。すなわち、国土交通省が土地を一括管理してます。その中の自動車道を道路公団、それから、バス停留所として使用させていただく原因者が、私ども石岡市でございます。当然そこにはバスを走らせるバス事業者がございますので、これが茨城県バス協会というふうな団体名称を持ってございます。ただいま申し上げました国土交通省、道路公団、石岡市並びにバス協会、4者で話し合いを進めておりまして、それぞれの費用分担に基づいて、バス停留所を整備するというふうな内容でございます。具体的には、プラットホームをつくらなくてはいけません、プラットホームが一つ。プラットホームの上に、雨風がしのげる程度でございますが、待合室をつくります。それから、夜間でもバスが発着いたしますので、照明、いわゆる水銀灯をつけます。それと、石岡のバス停は一般市道から7メートルほど切り土で下へおりたところがバス停留場になります。そこには当然、階段が現在もついておるわけですが、階段を再整備いたしまして、手すりその他をバリアフリー法に基づいて整備しなくてはいけないというふうな条件がございます。ただいま申し上げましたもろもろの整備を行うわけですが、その中で石岡市の負担部分が350万円だということで、ご了解をちょうだいしたいと。  以上でございます。 108 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 109 ◯委員(前島孝元君) それじゃ、あれですか、91ページの高速バス用駐車場整備というのは、これ、1,000平米の民地の部分で、93ページの一番下の高速バス停整備負担金、これは官地の部分だと、そういうような認識でよろしい。わかりました。  この高速バス停整備負担金、まあ、官の部分ですけども、これは今年度限りなんでしょうか。来年もまだ、ずっと永遠に、何か負担金、維持管理費みたいな負担金としてはどうなんですか、取られるんですか、どうなんですか。 110 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 111 ◯企画課長(荻沼雅光君) 整備の負担金としては、1年といいましょうか、1回限りでございます。私どもが負担金をお支払いして整備された施設の管理でございますが、日本道路公団の手によって、責任を持った管理をしてくださるというふうな協定に今後なってまいります。ですから、高速道路のさくから内側は日本道路公団の管理となります。さくから外側は今後も石岡市の管理となります。ただし、ただいま申し上げました照明にかかる電気料、それから照明灯ですから、たとえ水銀灯といえども、2年あるいは3年に1回ぐらい、球切れ、その他が起こるかもしれません。そういう消耗品につきましては、あくまでも石岡市の負担になるということでございます。ご了解いただきたいと思います。 112 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 113 ◯委員(前島孝元君) はい、よくわかりました。ありがとうございました。  続きまして、99ページの電算費について、お聞きをしたいと思います。99ページ、一番上に電算業務委託料5,448万、備品借上料1億4,450万5,000円、それから、その項目の下にシステム導入・推進経費、これも電算業務委託料が1,534万5,000円、備品借上料が2,396万1,000円、こうあるんですが、ちょっと私も勉強不足でわからないんで聞きますが、同じ電算業務の目の中に、まあ、項目的には、説明の中では言葉は違う部分に入ってるんですが、どうも中身がよく理解できませんので、教えていただきたいと。  99ページの一番上の電算業務委託料と、その下のシステム導入・推進経費、システムを導入するための、これは電算業務委託料1,534万5,000円、備品借上料2,396万1,000円とあるんですが、上の部分と下の部分のこの違いですか、これをご説明を願いたいのと、システムの導入の備品借上料というのは、一般的にはシステム導入する場合は、機械は要らないと思うんですね。その中のソフトの部分ですから、備品は借りなくてもいいんじゃないかなと思うんですが、この辺がちょっと理解できないんで、額も大きいということで、先ほど、電算業務の備品借上料1億4,000万については、金井議員の方のご質問でも関連して、合併特例債といいますか、そういう部分でありましたけれども、この違いについて、ご説明をお願いをしたいと思います。また、システム導入・推進経費の中で、電算業務委託料、これは15年度は400万円が計上されておりましたけれども、なぜ16年度4倍の──まあ、4倍もする1,500万の金額が4倍に膨れ上がったのか。まあ、これは合併に関連するものかなと思うんですが、その辺のご説明をお願いをしたいと思います。 114 ◯委員長磯部延久君) 情報システム課副課長・沼田君。 115 ◯情報システム課副課長(沼田 耕君) お答えいたします。  第1点目の電算業務経費とシステム導入・推進経費の違いということでございますけれども、電算業務経費、こちらにつきましては、今、住基関係ですね、あと税関係、こちらのコンピュータ関係、住民情報系といっておりますけれども、そちらのコンピュータ関係を動かしている経費でございます。  システム導入・推進経費でございますけれども、こちら、1人1台のパソコン、あるいは財務会計、人事関係、そういうような、内部情報系と私ども区別しておりますけれども、そちらの方のコンピュータ関係、あるいはシステムの関係の経費という形になってございます。あと、システム導入の方には、インターネット関係の関連の経費も含まれてございます。  あと、備品借上料関係でございますけれども、今大きく分けました中で、上の部分の電算業務の経費の備品につきましては、住基関係のコンピュータ関係、こちらの借り上げということになってございます。あと、下の方のシステム導入推進経費の方の備品借上料関係につきましては、財務会計をはじめとする、あと、インターネット関係、こちらのサーバー関係の経費という形になってございます。〔「1,500万になった理由は。昨年は400万だったけど」と呼ぶ者あり〕システム導入経費につきまして、新たに、インターネット関係、今いろんなウェブ情報を石岡市で発信しておりますけれども、こちら今、それぞれのプロバイダーのサーバー等を借り上げてると、借りてるというような状況でしまして、いろいろこれから情報を発信するに当たって、独自のサーバーでいろいろな情報を発信したいという形で、そういう整備を見込んだものでふえております。  内容としては以上です。 116 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 117 ◯委員(前島孝元君) 私もコンピュータの方ちょっと疎くて、詳しくわかんないんですけども、いずれにいたしましても、電算業務委託料、この99ページで見る限りでは、上と下で合わせますと約7,000万、それから備品借上料が1億6,800万、両方合わせますと2億7,000万ぐらいの費用がかかるわけでございます。したがいまして、まあ、これをこなすのは人でございます。いくらいい機械を導入しても、人がこなせなくては生かされないんですよね。ぜひそういったのを含めまして、今後は、こういった機会、研修とか、そういったものを庁内でやられているんでしょうけども、ぜひフルに活用をして市民サービスに役立てていただきたいと、このように思う次第でございます。大変ありがとうございました。  最後に、187ページの消防施設費について、お伺いをさせていただきます。187ページの真ん中の消防水利施設整備事業、防火水槽設置工事1,410万、消火栓設置工事負担金700万、消火栓改修工事負担金700万とありますが、これらにつきましては、事務に関する説明書の175ページに、現在、石岡市の消防水利に関する消火栓並びに防火水槽の内容が報告がされてるわけでございます。そこで、防火水槽設置工事の1,410万につきまして、これは別紙の事務説明でいきますと、既に石岡市には430個設置がされてるということでございまして、その右側に、基準適合数は430のうち309あるということでございますけれども、石岡市として、最終的な防火水槽の設置というのは幾つまで考えてるのかですね。で、それを何年度までに中期計画の中で推進をしようとしているのか、お聞きをしたいと思います。で、今回やる工事は何カ所その中でやるのか、具体的にご説明をお願いをしたいと思います。  それから同じく、消火栓設置工事負担金と消火栓改修工事負担金でございますけれども、この負担金というのは、175ページのですね、消火栓は既に756カ所、市内には設置がされてるわけでございます。このうち基準適合数というのは445個ですよというような、事務に関する説明書の中ではなってるんですが、これの消火栓につきましても、防火水槽と同じように、まだ足りないのかと。中期的な計画があれば、最終的に何年度までに何百個にするのか、そのうちのこれは何カ所であるとか、ご説明をお願いをしたいと思います。 118 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 119 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  消防水利整備事業でございますが、本年度、防火水槽につきましては3基を予定しております。この3基でございますが、消防水利地区の充足率を上げるというようなことで事業は進めております。現在、当石岡市の水利の設置基準数871でございます。この871を目標に、現在進めているというようなところでございます。防火水槽につきましては、この基準に入るのが40トン以上の防火水槽でございます。40トン以下の防火水槽につきましては基準に達しないということで、数があっても、この基準の中には入ってきておりません。それから消火栓でございますが、消火栓は、上水道管の管径150以上のものに取りつけてないと消火栓の基準と満たされないということでございます。予算の方なんですが、消火栓の工事の設置工事負担金、それから改修工事負担金でございますが、消火栓の設置工事の負担金、これにつきましては、現在あります既設の消火栓の配管に取りつける、それから、新しく湖北水道の方で配管を新しい場所に新設するというような場合に取りつけるというようなことでございます。それから改修工事の負担金の方でございますが、これは道路改良工事等に伴いまして、消火栓のボックスが、道路が低くなるというような場合には、そのボックスを道路と路盤面と平らにするのに改修するというような工事で負担金を要求しております。  以上でございます。 120 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 121 ◯委員(前島孝元君) それから防火水槽と消火栓ですけれども、防火水槽については、最終目標が871カ所を目標にしてるということですよね、あ、違うんですか。あと、消火栓と防火水槽の最終設置数を教えてください。それから、年度展開、いつまでに目標にしてるのか、お願いします。 122 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 123 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) この基準数871につきまして、防火水槽が幾つ、消火栓が幾つというような基準は定めてありません。あくまでもこれは、先ほどお話ししました40トン以上の防火水槽、それから配管径150ミリ以上の上水道に設置されている消火栓、合わせて871というような数字でございます。  それから、事業の展開でございますが、この消火栓の充足率につきまして、無水利地区に設けるというようなことで、家とかがふえてくるというようなことがありますので、家が例えば3軒とか4軒とかできた場合にはそこにも設置しなければならないというようなことで、事業が終了するというようなことはありません。  それから、消防施設の整備ということで、県の方で、これは国まで上がっていくんですが、3年に1回、見直しがあります。ここ871の数字は上げておりませんので、しばらくの間、この871という数字は続いていくんではないかと思います。  以上でございます。 124 ◯委員長磯部延久君) 前島委員。 125 ◯委員(前島孝元君) はい、わかりました。  現在のところが両方合わせて871、それで、まあこれ、常に動く数字ですよね。はい、了解いたしました。大変ありがとうございました。勉強になりました。  以上で終わります。 126 ◯委員長磯部延久君) 暫時休憩といたします。  午後1時30分から会議を開きます。                   午後 0時09分休憩            ───────────────────────                   午後 1時31分再開 127 ◯委員長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  亀井委員。 128 ◯委員(亀井比志子君) 私の方からは、1点だけ聞かせていただきたいと思います。  消防費の187ページ、分団施設整備事業なんですけれども、その件について、どのような経過があったのかを教えていただきたいと思います。 129 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 130 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  これは第7分団車庫の増築工事ということで予算を計上してあります。7分団の車庫でございますが、昭和60年に竣工しました。同時は車庫の反対側が畑でありまして、何ていうんですか、反対側、生垣がありましたんですけど、そんなに消防車両の出入りに支障はなかったんですが、現在は家が建っております。それから今後予想されるのは、塀もできるんではないかなというふうに予想されます。そうしますと、緊急車両であります消防団の車両が緊急時に容易に出入りができないというようなことで、増築を予定しております。  以上でございます。 131 ◯委員長磯部延久君) 亀井委員。 132 ◯委員(亀井比志子君) そのことにつきまして、私も地元の分団員の方からお聞きしてます。新しくおうちができてしまって、それで、道路の幅があまりないんですね、ぎりぎりだったと思った。ちょっとどれだけの幅かっていうのは、ちょっと私も忘れてしまったんですが、ないんですね。で、それにもかかわらず、斜め前にも電信柱が、電柱ができてしまって、で、それがないときにも、既にもう、三、四回切り返さないと出てこれない状態なんですね、今の車庫では。で、そういうことなんですが、私は、同じ車庫をつくるんであれば、まあ、耐用年数、いろいろあったんだと思うんですけども、通りに面したところに多分土地があいてて、そちらの方に私はやっぱり建てていただいて、すぐに飛び出せる状態にしていただきたい。恥ずかしいことですけれども、東光台、過日、旭台もありましたけれども、毎年、ほんとに火事があるんですよね。これは恥ずかしいことだと思うんですが、人家が焼失してしまったという事件がもうずっとありますので、それから申しましても、地元の分団が出てくるのに、3回、4回切り直さないと車庫から出てこれない、そういうような状態では困るので、その点につきましてはどうなんでしょうか。手前の大きな道路に面したところには建て替えができなかったものなんですかね。それをお聞かせください。 133 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 134 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  現在建ってます第7分団の車庫でございますが、私有地に建っております。そのわきなんですが、2メートルくらい道路より奥に、敷地が若干広くなっております。その場所に、間口4メートル、奥行き7メートルということで、消防車両だけの出入りできる車庫を増築というふうに考えております。  それから、先ほどご指摘ありました、道路につくることはできないかということでございますが、昭和60年に竣工しました第7分団の車庫で、予算要求時には18年なんですが、現在は19年経過ということになります。消防団の車庫の建て替えなんですが、およそ30年をめどに建てかえというふうに考えております。そのほかに、増築じゃなくて現車庫を移動することはできないかということで考えました。その移動ということも見積もりをもらったんですが、大分金額が高いというようなことで、この予算を計上した方法を考えました。  以上でございます。 135 ◯委員長磯部延久君) 亀井委員。 136 ◯委員(亀井比志子君) 今ご説明いただきましたけれども、やはり人命にかかわることですので、私は、あと10年余りあるわけですね、耐用年数があるからといって、今のところに固執することはないんではないかと。もう少し、ほんとに道路にすぐに飛び出せる場所が、土地があいてるんじゃないかと思うんですが、その土地についてはどうでしょうか。官地だと思うんですけれども。 137 ◯委員長磯部延久君) 亀井委員。 138 ◯委員(亀井比志子君) 今の私の説明の仕方が悪かったのかもしれませんけれども、大きな通りに面した土地です。今の分団の車庫があるところから手前に出てきまして、大きな通りに出たところに、角に土地があると思うんですね。そちらにも建て替えはできなかったのかなと。10年で、確かに耐用年数のことを考えたら、そうかもしれません。車庫だけつくれば安いのかもしれませんけれども、毎回その細い道路を入っていって出してきてということを考えましたら、手前側につくり直していただいた方が私は住民としてはありがたいんですけれども、そのことについてはいかがでしょうか。 139 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 140 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  道路用地の部分が大分広くとってありまして、その間口ですが、建物、消防団の車庫を建てますと、かなりいっぱい、道路に面した敷地の方に建物そのものがいっぱいいっぱいになってきまして、緊急時に車庫の方に駆けつけまして、現場の方に行きます消防団員が車両等も乗ってくると思われますので、そういう駐車場を考えますと、なかなか難しいというような判断をいたしました。  以上でございます。 141 ◯委員長磯部延久君) 亀井委員。 142 ◯委員(亀井比志子君) それは、今おっしゃっていらっしゃるのは、大きい道路に面した方なんでしょうか、土地のことは、今の車庫はというのは。私は、その大きい道路の方の土地が官地だと思うんですね。それは県の土地なのか、石岡市の土地なのか、私存じ上げませんけれども、もともと警察の官舎が建ってたところだったんですけれども、あれはどこの土地なんでしょうか、おわかりになりますか。 143 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 144 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  現車庫が建っている前面の通りのことでよろしいんでしょうか。〔「はい、前側の通り」と呼ぶ者あり〕あそこの部分に関しましては、消防が借りてます土地は私有地というふうになっております。〔「手前側の、その大きい道路に面した方は。わからないですか、わからない。じゃあ、いいです」と呼ぶ者あり〕申しわけございません。 145 ◯委員長磯部延久君) 亀井委員。 146 ◯委員(亀井比志子君) たしか私が聞いたときには、市の土地だと私聞いたんですね。それで、消防署で管轄してるのが、その分団を使ってるところだけだというような話をちょっと聞いたんです。で、それであれば、もし市の土地であるんであれば、耐用年数に関係なく、新しく車庫を増築して、それを使うんであれば、新しくつくっていただいて、ほんとにすぐに飛び出せるような状態にしていただければいいなと、そう思ってたものですから、これは一体どうしたことなんだろうと、そういうことで私は今、質問させていただいたわけなんです。  で、私は、お値段が安いとか高いとかの問題ではないと思います。その分団の使ってらっしゃる車庫が、そのままで使えないから、ほかのことに、まあ、倉庫にもなりますし、上は使うようになってますけれども、それはそれで置いといても、新しく、できれば、皆さんのこと、住民を考えたら、すぐに飛び出せるような状態のところに車庫が欲しいなと、そのように思ったわけなんですね。それで私は今あえて、1点だけということで質問させていただきました。  まあ、住民の意見もございますけれども、ほんとに、いざというときに飛び出しやすい場所に車庫をつくっていただきたい、その面だけ要望申し上げまして終わります。 147 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 148 ◯委員(菱沼和幸君) 菱沼でございます。平成16年度の予算書について、何点かお伺いしたいと思います。  まず最初に、予算書の中の226ページ、公債費に関してであります。前年度、公債費に関しましては18億8,376万4,000円、本年度に関しますと28億5,502万5,000円という状況になっておりますが、この内容について、お伺いしたいと思います。また、17年度は、実際、今回28億という状況なんですけども、18年度はどのような見込みになっているんでしょうか、それをお聞かせいただきたいと思います。〔「18年は、17年度予算」と呼ぶ者あり〕失礼しました。18年、17年……、17年ということで、よろしくお願いしたいと思います。今年の、16年度の28億5,502万5,000円に関しての部分の内容と、また、これが実際上がってきているわけなんですが、それに対してのその状況分析といいますか、それをご報告、お願いしたいと思います。 149 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 150 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  前年度と16年度の差でございますが、減税補 債の借換債9億7,720万、それがふえた分が増加したということでございます。17年につきましては、予算が合併の予算になると思いますので、ちょっとそこまで見込んでおりません。 151 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 152 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。  続きまして、総務費の中の、87ページ、財産管理費の中の電気料なんですが、数年前より、石岡市としましても、庁舎内でも節電ということで努力してきていると思うんですが、そういう部分の中で、平成14年度に関しまして、歳入歳出決算書では2,019万7,367円で、今期の──今期というか16年度ですね、16年度は2,400万円ということになっておるんですが、節電にもかかわらずこれだけ、約400万増ということになっておるんですが、そういう部分において、どういうふうな部分でこの増になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 153 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 154 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  庁舎管理の電気料でございますが、これにつきましては、13年、14年度とやっておりまして、ISOの関係で、職員の皆さん、あとはほかの皆さんにご協力していただいて、これだけ数字が下がってきたということでございます。当初の15年度となぜ同じかというご質問かと思いますが、電気料、非常につかみにくい予算でございまして、あとは空調設備とか、そういったその電気に関係するものとかいろいろありますんで、実際には、決算ではこれより下回っておりますが、例年と同じ数字を上げたということでございます。 155 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 156 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。そういう面においても、やっぱり、この電気料という部分においても、やっぱり、本庁舎内部分においても、我が家と考えたときに、そういう部分を我が家と考えたときには、やっぱり電気という部分においてもやっぱりこう、皆さんの税金という部分もありますので、そういう部分においては、節電という部分をね、まあ、ISOの関係もあると思うんですが、そういう部分を取り組んでもらいたいなと、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、企画費の中で、93ページなんですが、先ほど先輩議員の方からも、石岡市モデル巡回バス運行補助金についてということであるんですけども、これは平成14年度の歳入歳出の決算書の部分では、路線バス運行補助金という部分と、また、巡回モデルバスという部分で、2項目の項目に分かれて出てるんですけども、今回は一緒くたになってまして、4,637万円という状況で計上されてます。そういう部分において、先ほど先輩議員の方からも、その巡回バスの予算の中で、小型ノンステップバスの導入ということであるんですけども、その部分のこの経費は幾らになってるのか。また、ノンステップのバスの形状といいますか、そういう部分はどういうふうになってるのか、お聞かせいただきたいと思います。 157 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 158 ◯企画課長(荻沼雅光君) 巡回バスにつきましては、平成15年度8月末日までには、路線バスというふうな運行をさせていただきまして、15年の9月1日からそれを集約いたしまして、いわゆる石岡市の巡回バスというふうに整理統合させていただいたわけでございます。  それから、お尋ねのノンステップバスでございますが、これは現在、交通運輸業にも適用されてます交通バリアフリー法に適用した車両になります。幅員が約2メートル、全長が約6.7メートル、一般的に、現在、路線バスとして使用してるバスから比べますと、二回りぐらい小さ目になります。で、その名のとおり、バスは従来のバスですと、バスの床まで上がるのにスリーステップ、3段上がるのが普通だと思います。ノンステップの名のごとく、道路から1段目、それがそのまま床になります。で、その上に油圧を用いまして、乗降する口が下がるような。したがいまして、車いすの方々のみならず、子供たち、あるいは高齢者の方々にも、非常に乗りおりのご苦労は軽減されるだろうというふうに思っております。  それから、費用の面をお尋ねになられましたが、1台、約1,800万円いたします。ただし、それは石岡市が購入する車両ではございません。バス事業者が購入した車両を、私どもは5年間の経費負担をもってお支払いをしていくというふうなシステムに基づいて、事業者の関東鉄道、いわゆる関鉄グリーンバスとの契約に基づいて、補助金という形でお支払いするために、16年度の巡回バスに対する補助金が、ややアップになってるということでございます。
     以上でございます。 159 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 160 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。  続いて、またこれ企画部のなんですけども、平成15年の事務に関する説明書の中で、企画部の中の17ページなんですけども、そこに2の車両保険料ということであるんですが、平成15年の事務に関する説明書、企画部の中の17ページですけど、それで、2の中の車両保険ということで、そこに任意保険があるんですが、そこに記載されてますけども、対物は500万円、対人は無制限とあるんですが、この状況において、同乗者の方のその保険というのは、ここに加入されてるのかどうか。同乗者の部分であれば、金額が幾らになってるのか。また、この会社名がわかれば──あ、会社名はいいです。同乗者のその金額と、また、入ってるかどうか、お聞きしたいと思います。 161 ◯委員長磯部延久君) 財政課長・細井君。 162 ◯財政課長(細井恒雄君) お答え申し上げます。  この保険でございますが、これは市有物件、全国市長会でやってます、その保険の方に入ってる部分と、あと民間の部分と入ってる分と2つに分かれております。同乗者につきましては入ってない〔「入ってない」と呼ぶ者あり〕対人と対物だけでございます。〔「もし、だれかが乗ってた場合は」と呼ぶ者あり〕それはまた保険、あの市有物件、あ、失礼しました。それは市有物件の方の。あとは、自賠責とか、そういう関係で払うだけです。 163 ◯委員(菱沼和幸君) はい、わかりました。ありがとうございます。 164 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 165 ◯委員(菱沼和幸君) はい、菱沼です。  最後に、消防関係なんですが、消防費の部分で、予算書の中で187ページで、消防施設費の中に、防災水槽撤去埋め戻し工事ということで、128万円という部分が計上されております。また、その下を見ていただきますと、用地購入ということで、224万8,000円ということで掲載されております。その部分において、この撤去する、埋め戻し工事という部分においては、なぜこういうふうに戻されるのか、また、場所はどこにあるのかですね。また、その下の方に書いてありますが、用地購入ということで、この部分においては、用地購入はどこを購入されるのか、また、面積と、その理由を述べていただきたいと思います。  また、高規格救急自動車ということで、3,130万円という部分で掲載されておりますが、これは平成14年度の決算書の中では3,034万5,000円とありますが、この約100万円の差額の分のその予算計上の部分はどういうふうになってるか、お聞かせいただきたいと思います。  またそれから、消防機械整備の事業の中で、消防用無線機が244万6,000円ということでありますけども、これは台数的に何台なのか、また、どこに設置するものか、お聞かせいただきたいと思います。  以上です。 166 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 167 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  まず1点目の防火水槽埋め戻し工事でございますが、これは市内の総社1丁目、住宅の敷地を借用いたしまして設置しています40トンの防火水槽です。これは借地契約を結んでいる防火水槽なんですが、ご要望がありまして、土地を売却したいというような話の中で、完全に撤去して埋め戻しを2年くらい前から要求されてまして、今年度、予算化して撤去し、その後を埋め戻しするというような工事でございます。  第2点目の用地購入でございますが、これは井関地内のふれあいセンターの一部を第10分団の車庫の敷地というようなことで、255.41平米を借地し、消防団の車庫を建てております。この用地の購入費の予算の計上でございます。  それから、高規格救急車の予算の件でございますが、これは14年度の予算要求と同額です。救急車の整備につきましては、指名競争入札で実施しておりますので、決算の方は、その差額が出ていると思います。〔「買収地の面積、まだ言ってない、借地のは言ったけど」と呼ぶ者あり〕申しわけございません。買収面積でございますが、借地しております255.41平米です。これは市経済部の方で、ふれあいセンターの用地を購入ということで、同時に進めております。  それから、消防機械の整備事業、単独でございますが、車載無線機、これを消防車両1台と連絡車1台、2台分の予算要求でございます。それから、現場活動に使います、火災とか、救急とか、その他発生したときに、消防車両、それから署の方の通信指令室との災害状況の連絡に使います、これは隊員が携帯型の無線機2機と、それから、交信します高規格救急車の無線機のつけかえ工事を予定しております。  以上です。 168 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 169 ◯委員(菱沼和幸君) 大変よくわかりました。この部分においては、皆さんの税金でもありますので、この一つ一つのものを買うにしても、やっぱり、大事な市民の税金でもあります。そういう部分において、我々もしっかりと見ていきますし、また、執行部の皆さんにおかれましても、一人一人の税金だ、自分のお金でこうやるっていうか、市民のお金でありながら、また、自分の管理といいますかね、そういう部分においては、しっかりとまた、そこら辺の数字的な部分とか、やっていきたいと思いますので、また今後とも、いろいろ、また、お世話になります。よろしくお願いします。  以上です。 170 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 171 ◯委員(上野榮一君) 上野でございます。時間も大分迫っておりますので、七、八点ありますが、重複しないように急いで質問いたしますから、何とぞ1回の答弁で済みますように──答弁というか、まあ、説明願えればね。  まず、81ページの弁護士謝礼122万4,000円、この件について、お尋ねをいたします。  私の知る限り、以前は70万円ほどの弁護士謝礼だったんですが、最近、122万、随分2倍近くに跳ね上がりましたが、この件でお伺いいたしますが、現在、私も概ねは知っておりますが、どのような方が何人でやってるということはある程度は知っていますが、お尋ねいたします。  と申し上げますのは、以前の市で頼んでおいた市民相談に来る窓口の顧問弁護士さんですね、名前一々挙げなくても皆さんご存じだと思うんですが、私もこの席で、何年も前の話ですが、何度もご忠告申し上げましたが、ずうっと引き続き解任しないで、その弁護士を依頼してたんですね。そういったことがあるんで、また今回も、その似たような状況の弁護士さんがまだ一人、市の方で頼んでおられるようで、まあ、将来、懸念があると。いろんな危惧する部分がありますから、質問いたします。どういう方が何人、そして、どこの弁護士会に所属してるのか、お伺いします。  実は、この市民相談に来る窓口、みんな市民の方、弁護士さんに直接大金払って行けるような人ばかりじゃないですよね。で、まず、とり始めに、市の窓口でこういう相談所があるからということで頼ってくるわけですが、そういう困った市民を食い物にする、そういう場所にしてる弁護士さんがいたわけですね。まあ、この中で知ってる人もいるかと思うんですが、で、食い物にするっていうのはどういうことかというと、この市の窓口では、相談に来ても詳しくは教えない。詳しく知りたければ私の事務所に来てください、費用はこのぐらいかかります、大体100万ぐらい。とてもそんなお金払えないということで、私の方、相談があって、で、私が実際、次の日、1日がかりで歩いて、諸経費1万二、三千円で済みました。そうしたら、後からいろんな話を聞きまして、実際、私が聞いただけでも三、四人いるんですが、そのほかにもまだあるようですが、市民から預かった、相談に来て、じゃあ、私がやってあげましょう、預かったお金を着手金、これもそのまんま使ってしまって、何にも活動しない。1年たっても2年たってもやんない、やりっ放し、こういう事件があまりにも多過ぎて、その弁護士さん、とうとう最後には、私が忠告して、この席で忠告してから、3年近くかかりましたが、弁護士会から処分をされまして、今はもう、活動しておりません。もう一人は、夜逃げ同然、いらんなくなってしまって、そういう方を私は何度も忠告した。  そこで問題なのは、そういう弁護士さんを引き続き、ずうっと使っていた。で、一番問題なのは、私がこの席で言うと、その日のうちには、もう私がうち帰ると、その弁護士から連絡がある。これは勘弁してくれ、言わないでくれ、そのかわり、この事件だけ、あなたが言ったこの事件とこの事件、すぐやるから勘弁してくれ、私は信用しない。こういうことがあったんですよ。それでも信用しないから行かないと、市長の部屋から、まあ、当時の秘書課長あたりが、弁護士さんが来てるから、ちょっと会ってやってくれ、そういうことが何度もあった。何回言ったって解任しない。まあ、この中にいる、出席してる議員の中でも、覚えてる人、いるかもしれない、しれませんが、今はその弁護士さん、2人ともいません。まあ、このかいわいには、まず、いないですね。1人はいますが、もう一人は。この方もいろいろあって、今回、この弁護士さん、今回頼んでる弁護士さんの中にも、ある大きな政府系の団体の顧問もしておりながら、連絡がとれない。その政府系の機関が連絡とれないんですよ。忙しいんだか何だか知らないけども、私、そういうことを目の当たりにその担当者から聞いておりますから、で、その方の名前は、この席ではだれとは言いません。今後、同じような問題が起きた場合に、まだ大きい問題起きたわけじゃないんですが、ただ、連絡がとれないで困ってるという人がいるだけで、どういう処置をとるのか。で、今までの倍近く、随分、70万が122万何千円になってるわけですから、それなりの、相当の地位の方でないと、こういう市民相談窓口は金になんないから受けないということなのか、これもちょっと詳しく聞きたいと思うんです。まだ七、八件あるんですが、特にこの件についてはよく聞いて、私が後で被害を受けた市民に説明するために、説明していただきたいと思います。よろしくお願いします。 172 ◯委員長磯部延久君) 秘書課長・大野君。 173 ◯秘書広報課長(大野静夫君) ご答弁申し上げます。  弁護士謝礼についてのご質問でございますが、当時、多分、平成6年当時ではないかと思いますが、平成6年の7月から、現在と同じ3人の弁護士さんにお願いをしてるところであります。それ以前は2名というようなことで、当時と今では単価も違いまして、今現在は、1回当たり3万4,000円でお願いをしてるところでございます。そして、この弁護士の無料法律相談としましては、毎月、第2、第3、第4の火曜日に実施をしてるところであります。大体、平均8人くらいの相談人を予約をもって行っております。今現在、大変このご相談する方が多うございまして、相続問題、あるいは離婚問題、あるいは金銭問題、不動産取引等、多岐にわたって、相談者がたくさんおります。そして、今現在ですが、4月の20日、ここまで予約が埋まってると、そのような状況にあります。それで、お急ぎの方には、最寄りの別の相談機関、そちらの方に回るようお願いをしてるところでございます。  そして、今、議員さんからお話がありました件につきましては、私も当時、議会を傍聴したり何かして、記憶にございます。それで、現職につきました時点で、そのようなことがあるかないかお尋ねをしてあります。この3名の方はそういう問題がありますかと。当時、ないというようなことでありました。で、私にかわりましても、法律相談で大変親身にご相談に乗ってもらったというお礼のお電話は、私が直接受けてるのはたくさんあります。しかしながら、この3名の弁護士について、苦情等が申し入れられたことは一度もありません。今回、このようなお話を聞きましたので、私も担当として、そちらの収集に当たりまして善処をしたいと、かように考えております。  以上であります。 174 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 175 ◯委員(上野榮一君) 次に、85ページ、政治倫理審査会経費、委員報酬として6万円とありますが、現在は、そういった政治倫理問題で、いろいろ紛糾するようなことはないんではないかなと思いますが、この委員の活動はどういう状況なのか、月に何回か、1回とか、何カ月に1回とか会合を開いて、上がってくるのを待つだけなのか、あるいは調査等もしているのか、この活動状況についてお知らせ願えればと思います。 176 ◯委員長磯部延久君) 総務課副課長・宮本君。 177 ◯総務課副課長(宮本秀男君) お答えをいたします。  ただいまの石岡市の政治倫理条例に基づく審査の件でありますけれども、委員さんがおっしゃられましたように、平成9年に、当時、政治倫理条例が施行されまして、間もなく10回ほど開催をいたしました。その後につきましては、まだ政治倫理上、審査会は開催しておりません。委員さんの、どういう状況かということでありますけれども、特に審査が出なければ対応しないということですので、事案が発生したときに集まって審査をするということであります。 178 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 179 ◯委員(上野榮一君) この政治倫理条例、石岡市は茨城県で一番早く、一番先にできたんですよね。それは、いろいろ当時は問題があったんで、例えばの話、この倫理条例、内面読めば一番すぐわかるんですが、公職についてる者で、公共事業に携わる関係の業務、この件で、地位、権限の乱用があまりにも横暴さが目立つということで、こういう条例が成立するに至ったわけだよね。何で石岡市が一番先にできたのかという経緯をね、で、これはあまりにもひどかったんだよね。現在はそのような話は私あんまり聞きませんが、あんまりね、あまり聞きませんが、当時はひどかった。で、これは事案が発生しなければ、全然招集なしに、年に一度も集まらないわけですか。例えば、今年度の問題はないから、それはそれでいいということで、全然招集もかけない。委員長と役所の方で、どういう関係で内容等について検討していくとか、暇な時間に──暇なというか、事案が発生しなければ、こういう状況なんで、これはどうだろう、これはどうだろうと調査するとか、そういうことは全然ないんですか。 180 ◯委員長磯部延久君) 総務課副課長・宮本君。 181 ◯総務課副課長(宮本秀男君) お答えいたします。  先ほども申し上げましたように、政治倫理審査会の条例上は、その審査が発生した時点で招集をかけて対応するという形になってます。実際に開催されないことは一番いいことでありますので、先ほど申し上げましたように、事案がなければ集まらないという状況です。 182 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 183 ◯委員(上野榮一君) 次、91ページ、科目14の借地料と建物借上料についてですね。これ、まちかど情報センターの運営経費の中に載っておりますが、借地料が48万、建物借上料が348万。これは持ち主は当然おるわけですが、相続が済んでおりませんけれども、建物は、これは法人の所有になってるはずなんですが、契約の実態は個人対市役所ですか、それとも法人対市の方で契約したのか、この件について、若干説明いただきたいと思います。 184 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 185 ◯企画課長(荻沼雅光君) 借地料と建物借上料、相手方は異なってございまして、借地料は道路の反対側の駐車場を借りてる料金でございます。それから、お尋ねの建物借上料、これはご指摘のとおり、法人でございます、法人と契約してございます。 186 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 187 ◯委員(上野榮一君) 了解いたしました。  次に、消防の方ですね。先ほど、随分いろいろ、私が聞こうと思ったとこを聞いた人もたくさんおりますからほとんどありませんが、この用地購入、先ほどの話では224万8,000円ですか、平米数で聞いたら、75坪前後ぐらい。この公の席で坪という言葉を使うのは適当じゃないんでしょうが、250平米前後ですね。これは評価額も、これ、さっき地域聞いたんですが、とてもこういう値段にはならないと思うんだけども、何か高度な価値があるものがあった場所なんでしょうか、お答えください。 188 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 189 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  これは市の方の経済部の方で進めております、ふれあいセンターの用地購入ということと同額の平米単価8,800円を計上しております。  以上でございます。 190 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 191 ◯委員(上野榮一君) 平米単価8,800円、坪当たり1万円弱ですが、実態と大きくかけ離れてるんですが、これは何を根拠に算定しましたか。 192 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 193 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご答弁申し上げます。  固定資産税の評価額でございます。  以上でございます。 194 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 195 ◯委員(上野榮一君) まあ、役所の買い上げですから、概ね大盤振る舞いはわかるんですが、次に、同じ消防関係ですが、先ほどから救急車、項目18番で高規格救急自動車3,130万、金井議員の方からも、その他の委員の方からも話が出ましたが、この更新する、新しくね。で、古い方の、平成6年度に購入した車両はどのような処分の方法をなさるのか。例えば、東南アジアの方とか、イラクとか、どこか送るんだと、あるいは廃車しちゃうんだと、あるいは、どこかの民間の工場に、どこか民間の施設か、そういうとこへ払い下げるんだと、どういう処理の仕方をなされるんですか、古い方の車ですよ。これ、関連で聞くんです。 196 ◯委員長磯部延久君) 消防本部総務課長・高木君。 197 ◯消防本部総務課長(高木信夫君) ご説明申し上げます。  現時点で考えておりますのは、廃車処分ということで考えております。  以上でございます。 198 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 199 ◯委員(上野榮一君) わかりました。いろいろ時間もありますので、済いません、どうもありがとうございました。これで終わります。 200 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 201 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。  16年度の予算書に基づきまして、ご質問させていただきます。ページを追いまして、質問させていただきます。  85ページになります。一般管理費の一番最後の項目で、石岡の50年連続シンポジウム事業、市制50周年記念シンポジウム委託料として50万が計上されております。どういった形でのシンポジウムなのか、そして、委託をどこに考えているのか、お尋ねをいたします。 202 ◯委員長磯部延久君) 秘書課長・大野君。 203 ◯秘書広報課長(大野静夫君) ご答弁申し上げます。  石岡の50年連続シンポジウム事業でございますが、こちらは午前中にもご答弁を申し上げましたが、50周年記念事業実行委員会の席で決定がなされた事項でありまして、こちらにつきましては、石岡の50年を振り返りまして、各分野で、具体的には、経済、文化、環境、教育などの主要な分野ごとにシンポジウムを行っていきたいと。これにつきましては、まず、こちらの予算を認めていただきましたら、4月に職員から構成するワーキンググループを立ち上げまして、そこで実施事業の概要等を検討しまして、概略を決定後、NPO法人であります、まちづくり市民会議等に委託をしたいと、そのように考えてございます。  以上でございます。 204 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 205 ◯委員(小松美代子君) 午前中に答弁をいただいたそうですが、聞き漏らしまして、大変失礼いたしました。ほかのことでしたよね、とは思ったんですが、はい、関連でね。はい、済いません。  次に、89ページになります。企画費の企画事務費の中の下の方になりますが、パラグライディングパンパシフィック大会負担金40万円が計上されております。この内容について、お答えをいただきたいと思います。 206 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 207 ◯企画課長(荻沼雅光君) パラグライディングパンパシフィック大会、非常に聞きなれない名称で、大変恐縮でございます。これは、パラグライダーを飛ばすことをパラグライディングと言うそうでございます。パンパシフィックですから、環太平洋大会。茨城県企画課の中に主導する事務部門がございまして、私ども石岡市、八郷町、千代田町、新治村、真壁町、以上の市町村がスカイスポーツの拠点としての指定を受けてございます。で、茨城県が応分の負担、多分200万を出すということになろうかと思います。残りの市町村については、均等割で40万ずつ拠出をして、本年の10月もしくは11月ごろ、気象条件を非常に嫌いますので、気象条件の一番よろしい時期に環太平洋大会を開くというふうな行事でございます。  以上でございます。 208 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 209 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございます。  次に、91ページになります。イベント広場の管理経費として、151万7,000円が計上しております。これはさきに全協の中で、イベント広場には図書館を中心とする複合施設を建設するというご説明がございました。で、それは、この後、教育福祉委員会が所管のものがあるわけでして、その中身については、205ページの複合文化施設建設事業の予算に当たるんではないかと、このように推察するわけです。この辺、こういうふうに私が推察した場合に、これまで、この神栄跡地を考えるワークショップの事業報告書が出ておりまして、これは100人を超える市民の皆さんが神栄跡地の利活用についてワークショップをして、そして、提言書として、これをまとめ上げたわけですね。この中では、やはり複合施設というような形での神栄跡地広場については、歴史スペース、それから文化スペース、そして、広場のスペースというような形でまとめてあるわけです。この文化スペースの中では、多くの方が、ホールを中心としたといいますか、ホールを備えた複合施設というご要望があったかと思うんですね。これまでずっと企画の方でこの事業をやってきまして、今度は教育委員会の方ということで離れるというふうに思うわけですが、この提言をいただいてますので、提言に対しての市民への周知ですね。今いろいろ、これは、図書館が建設されるということが広く市民に知れ渡っていきまして、じゃあ、こういう提案は、お金をかけてつくった提案は一体どうなるのかというようなことでのご意見も伺ってますので、その辺、企画の方では、対応も含めて、どのようにお考えになってるのか、お尋ねをしておきたいと思います。 210 ◯委員長磯部延久君) 企画部副部長・内田君。 211 ◯企画部副部長(内田新市君) お答え申し上げます。  ただいま神栄跡地の利活用につきまして、委員さんご指摘のように、土地を購入しましてから、利活用の基本的な考え方をつくるために、いろいろとこれまでに実施してきた経緯がございます。当然、ご指摘のワークショップ等で実績等を踏まえまして、実績報告書、神栄跡地を考える事業報告書、これらもでき上がっております。そのような中で、ただいまご意見がございましたように、これまでの企画部でやってきました内容、これらは当然、利活用のための、いろんな多くの市民の方、そして、関係者、関係機関、これらをいろいろ、調査等も含めまして実施してきたというのが実情でございまして、これからは教育委員会の部署ということになりますが、ただ、内容的な面で、これまでの完成されております事業報告書、それから、今後、これから、今現在つくっておりますが、主要施設推進調査支援事業、これらの中でも、市の大きな事業ですね、主要施策としての分野での支援事業、これらも一つの、今後、神栄跡地に、ただ、これまでの提言を受けまして、3月までにこの現在進めております支援事業は完成していくわけですが、今後、当然、この跡地の活用にどのような施設が一番いいのか、どういうのが有効な施設なのか、それらを今後進めるために、3月中にまとめまして、今後の議会の中で、ご説明を申し上げていきたいというふうに思っております。  また、もう1点の委員会の方に移った後の状況でございますが、当然、これまで庁内のプロジェクトチーム、課長さん方が入っておりますが、この中で、関係部署等は、今後、この跡地の施設、この内容を、また組織的な面、あるいは検討委員会等の中で進められればということで、今後とも引き続き、当然、企画課も入り、総務関係とか関係部署が入っていくという形になろうかと思っております。  以上です。 212 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 213 ◯委員(小松美代子君) せっかく市民を巻き込んで、いろいろ跡地の利活用について、ワークショップを重ねてきたことでもありますので、この活用が、方向性が出た時点で、やはり、それを今度また、そういう提言に携わった方々に、どういう形にしろ、返していく。そのことが、やはり市民参加を推進していく上では非常に大切ではないかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、93ページになります。先ほど来、モデル巡回バスの運行補助金について質問がありまして、ご答弁もいただいてるわけなんですが、ちょっと確認させていただきたいと思います。この実施計画の9ページにも、新型バス導入1台ということで、16年度の事業になっております。それから、主要施策の説明の中でも、新型バスの導入、運行補助金ということなんですが、先ほどの課長の答弁で、1台1,000万円の、このバスの購入には1,000万円ということで、あ、1,800万円。で、確認なんですが、石岡市がバスを購入して、そして、運行を運行会社に委託すると、そういうことなのか、そうじゃなくて、もう一度、済みません、ちょっと理解ができなかったものですから、もう一度お願いいたします。 214 ◯委員長磯部延久君) 企画課長・荻沼君。 215 ◯企画課長(荻沼雅光君) 新型バスの導入の仕方でございますが、私ども石岡市は、路線バスの事業免許を持ってございませんので、石岡市が所有すること自体は無理でございます。先ほど私がご答弁申し上げたのは、バス事業者である関鉄グリーンバスがバス会社から5年間のリースを受けます。1,800万円の車両を5年間のリースを受けます。で、一度、関鉄グリーンバスが導入をしたバスを、私どもは、また5年間の年次計画というのに基づいて、リース料相当分を補助金としてお支払いをしていくという意味でございます。 216 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 217 ◯委員(小松美代子君) そこのところがちょっとよくわからなかったものですから、質問をさせていただきました。
     次に、同じページなんですが、市制施行50周年記念民放公開録画委託料で190万円、これは主要施策の中で、なんでも鑑定団ということを伺っております。それで、私もテレビで見たことはございますけれども、本番の前に、地方のところである程度いろんなものを鑑定して、そして、本番では、これぞという目玉商品をテレビで放映すると、そういうふうな仕組みだとは思うんですが、それで、もう少し中身が具体化されているのかどうか、そこの点について、お尋ねしたいと思います。 218 ◯委員長磯部延久君) 総務部副部長・内田君。 219 ◯総務部副部長(内田新市君) お答えいたします。  市民会館の事業の中でこういった形で事業を展開しますのは、今回初めてかなというふうに考えてます。一般的には、市民会館は、定額運用基金を使いまして、入場料等を取りまして、実施をしているところであります。また、NHK等につきましては、経費の方がかかりませんので、共催という形で事業を展開しております。今回、こういった50周年記念事業という形で、何とか住民参加のこういう番組、またはこういうものに参加できないか、事業展開できないかということで考えたところ、こういう民放での公開録画番組がありましたので、それに申し込みをしたところでございます。そういった中で、まず基本的には、150人の応募を集めてくださいというふうに言われております。なお、放送に当たっては、150人のお宝につきまして、ある程度の選別というんですか、選択をするという形になります。その際、選に漏れた方につきましては、すべて市の方で対応するわけですけれども、ある程度の人数を絞った上で、この方については、放送のように持っていけるというものに関しましては、すべてテレビ局側で、その辺のアフターケアをしていくということになってございます。この辺の事業につきまして、何とか成功させたいというふうには考えておりますので、この議会が終わり次第、早急に広報紙等で、お宝の募集を始めさせていただきたいというふうに考えております。  以上であります。 220 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 221 ◯委員(小松美代子君) 石岡にはたくさんの、まあ、石岡ばかりでなくても、この近辺には、それこそ、たくさんのお宝があるのではないかと、そのように思いますので、大変いい企画かと思います。こういう話が漏れ伝わっておりましてといいますか、ぜひ石岡でもやってもらえないかと、そういうようなことをおっしゃってた方がおりました。そして、なぜ石岡に呼んで欲しいのか、その辺のところを聞きましたところ、個人の所有物ではなくて、ある町内の山車の人形ですね、山車の上に飾ってある人形、これが、特定の制作者による、かなり高額な、価値のある山車の人形があると。ただ、大分年月を経てますので、その辺のところは定かでない。実際に人形をつくった方も亡くなっておりますし、人形をすべて解体すれば、あるいは専門家が見れば、そのつくりですべてがわかると。そういうようなことで、個人のお宝だけではなくて、石岡市の財産として掘り起こせるものがあれば、ぜひそのこともあわせて広くお考えをいただきたいと、これは要望としてお願いしておきたいと思います。  次に、107ページです。戸籍住民基本台帳費の戸籍電算化事業で、1億33万7,000円が計上されております。これは戸籍データ作成委託料ということで〔「所管が違う」と呼ぶ者あり〕所管違います、あ、市民部ですね、こっちじゃないんですね。はい、失礼いたしました。  それでは、次に、111ページです。霞ケ浦北浦海区漁業調整委員会委員選挙費ということで、94万が計上されております。で、これは、あ、これも違いますか、所管。〔「これはいいです」と呼ぶ者あり〕よろしいですか。これは内容がどういうものなのか、ご質問したいと思います。 222 ◯委員長磯部延久君) 総務課副課長・宮本君。 223 ◯総務課副課長(宮本秀男君) お答えいたします。  選挙の関係ですので、総務課の選挙管理委員会の方の所管になります。霞ケ浦北浦海区漁業調整委員会の一般選挙ということですけれども、漁業法の第83条の規定に基づきます、海区または海域の区域内における漁業に関する事項を処理するということで、漁業調整委員会の委員さん6人を選挙するものです。エリアとなってますのが、霞ケ浦、北浦及び外浪坂浦というところの沿う市町村ということで、4市11町4村が対象になっております。その中で、有権者ということで、漁業権の免許の決定であるとか、それから入業権の決定、こういったものを権限とするものです。それで、このエリアにあります選挙人名簿の登録者、されてる人数につきましては、69人ということでございます。内容わかりますでしょうかね。はい。 224 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 225 ◯委員(小松美代子君) 霞ケ浦のこいヘルペスの問題で、石岡には漁業者がいないということがわかっておりましたけれども、隣の玉里村でこいの養殖をやってる方が1件あるという、そういうことがわかっておりましたけれども、こういう選挙があるというのは承知しておりませんでした。それで、選挙人に登録される方69人というのは、これはこの海区の全体で69人、石岡のこの選挙管理委員会の中で69人のそういう権利を持っている方がいるということなのかどうか、その点について、もう一度お願いしたいと思います。 226 ◯委員長磯部延久君) 総務課副課長・宮本君。 227 ◯総務課副課長(宮本秀男君) 69人というのは、石岡市の中の有権者数ということであります。 228 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 229 ◯委員(小松美代子君) はい、了解いたしました。  あと、二、三点だけですので、よろしくお願いしたいと思います。  187ページの消防に関連してお尋ねします。先ほど来、高規格救急自動車の購入について質問がされております。これについては、以前も議案で上がりましたときに質問させていただいておりますので、今回はこれに関連いたしまして、16年度予算で救急救命士1名を増員すると、その養成費が計上されております。トータルで救急救命士が12名になり、3台の救急車に対して4人ずつが配置されるようになると、こういうふうに16年度の中で出されております。で、4人の方がそれぞれ1台の救急車でローテーションを組んで救急業務に当たると思いますが、そのほかに、救急隊員というか救急係という中では、隊員の方は何人ぐらい配置になっているのか、その点について、お尋ねをしておきたいと思います。 230 ◯委員長磯部延久君) 消防本部警防課長・山口君。 231 ◯消防本部警防課長(山口春男君) お答え申します。  救急救命士の件ですが、現在、9名の救急救命士が3月1日現在でおります。それに伴って、現在、平成15年度で1名の養成を今しております。それについて、今月の21日に国家試験を受けるということで、これは4月になって、約1カ月後に発表ということです。来年度につきましても、4月から10月の間、1名養成ということで、これで合格したら11名という。それで、新採用で救命士を取得している者を1名採用したと聞いております。それで12名です。それで、各署所に4名ずつ配置するというような形になれば、100%というのはなかなか難しいのかなと、これも、やはり途中で病院研修とか、そういうのも行わなければなりません。これ、気管内挿管というような形で、今後、今年の7月1日から始まるということで、この辺の教育研修でも行ってしまうので、なかなか100%の救命士の乗車率につながるということはないんですが、70、ちょっと正確ではないんですが、15年度の救命士の乗車率が70%を超えております。かなり100に近い数値になっていくのかなと思います。  以上でございます。 232 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 233 ◯委員(小松美代子君) 高規格救急自動車が導入されて、今ご答弁いただきましたように、気管内挿管が救急救命士が医師の指示のもとにできることになったというようなことで、さらに、この救急救命士の資格を持った救急隊をふやしていくことが求められていると、このように思います。12名の配置についても、ただいま伺いましたので、了解いたしました。  次に進みたいと思います。これは、どこでしたっけね、ちょっと印を、多分、総務費の中で、土地の購入費が2億円幾らか計上されてたと思うんですね。それと関連しまして、開発公社の公共用地の部分で、繰入金の2億1,804万6,000円が計上されてまして、この辺の歳出の公債費を見ましたときに、1億9,630万公債費の元金が算出され、また、利子が2,174万6,000円ということで、歳出予算が計上されております。  その次のページの386、7では、公共用地の先行取得事業で、当該年度末の現在高、387ページでは、6億8,685万円ということで計上されております。この、いわゆる開発公社と言われるものが、どこでもいろいろ問題にはなっておるわけですが、当市において、こういう公共用地の先行取得をしていくための、そして、そういうことのための開発公社、このあり方について、今後どのように考えているのか、お尋ねをしておきたいと思います。  用地購入については、ちょっと今、調べておきます。 234 ◯委員長磯部延久君) 助役・阿部君。 235 ◯助役(阿部 聖君) ただいま開発公社の話が出ましたけど、開発公社は民法34条でやってる事業であるということは委員さんおわかりかと思いますが、それは主に、土地の購入、それから、いろんな事業ですね、これ、やってるわけでございます。そのほかに一方、土地開発公社というのは、これは公有地の拡大の法律に基づいてやるのがあるんですが、通常、市町村では、大体、土地開発公社というんですか、公有地の拡大でもつのがあるんです。それは、そういう法律が。  それからもう一つ、今、私申し上げたのは、民法34条に基づく一般の開発公社、これは石岡市でやってる風土記の丘とか、こういうのをやってるのが一般の開発公社というふうな形でございますが、これから、やはり土地の購入とか、こういう場合に、やはり、開発公社を使うというの、今、うちの方では土地開発基金というのを持ってるわけでございます。ですから、その土地開発基金を十分に活用して、その土地の取得ですか、やりまして、それを今度、買い戻しといいますか、やるというふうな、今現在そういうふうな形で進めておりますから、持ってる間はそういう形の方が一番正常じゃないかなというふうに考えております。 236 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 237 ◯委員(小松美代子君) ちょっと内容がよく理解できません、済みません。それで、公共用地で必要なものは、先行取得で、開発基金で購入をしといて、実際に、今度使うときにはそれを買い戻すというような今助役の答弁で、まあ、そういうことでの質問だったわけです。で、石岡市がそのほかに余分に土地を持ってるわけですね。まだ、使わない土地もあるんではないかと、そのように思ってるわけなんですが、そういうものはもう持たないでやってくのがいいんじゃないかという趣旨の私の質問なわけです。で、民法の第何条と言われましても、今、私は手元にその条例を持ってませんし、そういうことを助役に言われても理解できるほどの能力持ってませんので、申しわけありません。で、これは再度調査をいたしまして、よく質問をまとめまして、総括でも、もし、これで納得いかないときには、もう一度、総括でやらせていただきます。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 238 ◯委員長磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 239 ◯委員長磯部延久君) ないようですので、次に、教育福祉委員会所管の審査を行います。説明員入れ替えのため、暫時休憩いたします。10分程度といたします。                   午後 2時51分休憩            ───────────────────────                   午後 3時06分再開 240 ◯委員長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいま説明員の入れ替えを行いましたので、各委員には、ご承知おき願います。  なお、執行部に申し上げます。執行部におかれましては、説明員として出席しているわけでありますから、質疑に対しては、迅速かつ的確に答弁されますよう、お願いをいたします。  それでは、これより教育福祉委員会所管の審査として、議案第2号・平成16年度石岡市一般会計予算のうち教育福祉委員会所管にかかわる部分、議案第3号・平成16年度石岡市授産所特別会計予算、議案第4号・平成16年度石岡市国民健康保険特別会計予算、議案第8号・平成16年度石岡市老人保健特別会計予算、議案第13号・平成16年度石岡市介護保険特別会計予算、議案第14号・平成16年度石岡市介護サービス事業特別会計予算の計6件を一括して議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑は挙手によりこれを許します。  國司委員。 241 ◯委員(國司 進君) 國司でございます。時間も大分過ぎてまいりましたので、手短にいきたいと思います。3点ほどご質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、第1点目でございますけども、教育費の中で指導室一般経費、191ページになります。石岡市中学生海外派遣事業委託料944万1,000円の件でございますが、昨年はSARSの問題で中止になった経緯があるわけでございますけども、本年度は、2学年と3学年とが合同の派遣ということであります。これも人数的には20名ずつかと思います。2学年20名の、それから3学年が20名、それから引率の先生が二、三名つくのかなと思いますけども、四十六、七名の団体なわけでございますけども、問題が起きないのか。今までも大なり小なりの問題があったと思いますけども、そういう点が大丈夫なのか、危惧するとこでございます。日程的に、合同ですから一緒にやるのか、それとも1週間程度をずらして行うのか、それとも、行く先なんかでもまるっきり違うとこに変えるのか、そういった点、ちょっとお伺いいたします。 242 ◯委員長磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 243 ◯学校教育課長(藤枝一成君) 本年度の中学生の海外派遣、本年、16年度の関係ですが、ご質問について、お答えを申し上げたいと思います。  先ほど議員の方からご指摘ございましたように、本年度、SARSあるいはテロということで、海外派遣の実施ができませんでした。やはり安全確保ということを最優先に考えて実施しなかったわけでございますが、本年度は、その実施できなかった分の子供たち、つまり、平成16年度の中学3年生、それから2年生を含めまして、20名、20名、計40名で海外派遣の方を実施をしようということでございます。方面、それから期間等につきましては、今までと同じように、オーストラリア・ブリスベンの近郊ということでございます。それから、期間につきましては、夏休みに入ってからということで考えてございます。20名、20名、40名という大所帯になりますので、引率につきましては、1名増員しまして、4名ということで考えてございます。かなり人数的に多くなりますので、学校の受け入れが40名すべて1つの学校でということは不可能となりますので、現在のところ、2校に分けて派遣するという形で考えてございます。数年前に、やはり何名か大勢で行ったことがございますが、それと同じように、2つの学校に分けて、2名、2名の引率に分かれてホームステイをするということで考えてございます。すばらしい国際理解体験ができますように十分配慮して、事故等のないように、十分な配慮のもとに実施してまいりたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 244 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 245 ◯委員(國司 進君) 今まで面倒見ていただいておりました旅行業者の責任者の方、先日、お亡くなりになりまして、また委託業者、旅行先の委託業者、また同じ業者に頼むのか、そういう点でまた問題が起きないのか、お聞きいたします。 246 ◯委員長磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 247 ◯学校教育課長(藤枝一成君) 業者の委託ということについてのご質問でございますが、かなりの金額になってございますので、今のところ、昨年度までお世話になりましたJTB、あるいは近畿日本ツーリスト、あるいは日本旅行社というふうに、全国的に有名な旅行会社の中で見積もりをとって実施ということで考えてございますが、今ご指摘ございましたように、豪州のクイーンズランド州に派遣するということになりますけれども、あそこの教育省にかなりいろいろコーディネートしていただくということになりますので、昨年度までお世話になりました方についても、十分ご指導あるいはコーディネートしていただきながら、昨年度までの実績を踏まえた派遣ができるように配慮してまいりたいというふうに考えてございます。 248 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 249 ◯委員(國司 進君) 十分に配慮をいたしまして、無事に安全に戻ってきていただくことをご祈念申し上げております。  次に移ります。2点目ですけども、民生費でございます。民生費の中の社会福祉費、ページでは129ページになりますけども、ふれあいの里施設運営経費579万4,000円の中の運動指導員報酬303万6,000円とありますが、これは恐らく、インストラクターの方への報酬かと思います。どのような方をお願いするのか、それから何人ぐらい予定しているのか、それから、週どのくらいのスケジュールで指導されるのか、また、休館日以外、常備に待機していられるのか、お伺いいたします。 250 ◯委員長磯部延久君) ひまわりの館館長・梅沢君。 251 ◯ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾君) 資格につきましては、運動機具を利用して、個人の健康状態や体力年齢に合った運動を指導できる者として募集したいと思っております。それから、勤務条件なんですが、1日10時間を予定しておりまして、2交代制にしております。〔「スケジュール的なもの」と呼ぶ者あり〕とりあえず今、器具を利用しての運動指導ということでやっております。あと、講座等につきましては、別の方を用意しておりますので。〔「休館日以外は常備」と呼ぶ者あり〕そうです、失礼しました。 252 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 253 ◯委員(國司 進君) はい、了解いたしました。  それでは3点目、同じく民生費の中の児童福祉費、131ページになりますけども、保育支援関係経費9,618万1,000円の中から、保育料徴収嘱託員報酬75万円の件でございますが、当市の市立保育園の保育料の滞納者への徴収を目的に計上されているのかと思います。徴収嘱託員を置かなければならないほど滞納者があるんでしょうか。ちなみに、この滞納者の件数、それから滞納額、累積額ですか、あればお示しいただきたいと思います。 254 ◯委員長磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 255 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) お答えいたします。  保育料の徴収嘱託員の必要性ということで、過去3年の保育料の滞納といたしましては、4,000万程度ございます。あ、失礼しました。2,200万円程度です。それで、人数につきましては300名程度が〔「名、300件」と呼ぶ者あり〕300件です。累計ですから、同じ方が重なっている部分もございます。それで、先ほど4,000万と申しましたが、それにつきましては、平成、ずっと過去からの累計が4,000万ということで、それにつきましては600人ぐらい程度いるということで、卒園してしまった方、古い方については、ちょっと難しいかなと思いますが、過去1年、2年ぐらいに卒園した方とか、現在、滞納している方を中心に、滞納嘱託員にお願いできればというふうに考えております。  以上です。 256 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 257 ◯委員(國司 進君) 300件数、2,200万ですか、累積で4,000万。これはどのくらいまでさかのぼって滞納者に徴収に伺うのか。先ほどの答弁ですと、卒園しちゃった者に対しては、なかなか難しいというような話でございますけど、どの程度までさかのぼって徴収するのか、お伺いいたします。 258 ◯委員長磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 259 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) 今、保育所の入所というのはゼロ歳児から入っておりまして、大体、徴収率が95%で、5%ぐらいが徴収できないという現状です。その中で、過去、滞納してる方につきまして、卒園時、2年ぐらいまではさかのぼってやりたいというふうに考えております。  以上です。 260 ◯委員長磯部延久君) 國司委員。 261 ◯委員(國司 進君) わかりました。いつもこうお話し申し上げますけども、払えない人と払わない人では井戸堀りと木登りくらい差がありますから、また不公正感もあると思いますんで、ぜひ頑張って徴収の方をしていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。 262 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 263 ◯委員(菱沼和幸君) 菱沼でございます。  教育福祉に関しましてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  まず1点なんですが、民生費、121ページ、紙おむつ購入費扶助についてであります。平成15年度の予算書では976万5,000円ということで、平成16年度1,168万5,000円ということになりますけども、この差額の192万円について、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 264 ◯委員長磯部延久君) 高齢福祉課長・池田君。 265 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。  紙おむつ購入扶助でございますが、昨年度976万5,000円の予算に対しまして、今年度1,168万5,000円という予算を計上させていただいたわけでございますが、16年度の予算に当たりましては、これまでの要項の一部見直しをかけまして、これまで助成対象としておりませんでした第2号被保険者と申しますか、40歳以上64歳の方ですけれども、そういう方の中で、介護度3以上をお持ちの方に対しましても、同じように、年間を通して4万8,000円の助成をしていこうというような考えで予算措置をしたわけでございます。なお、これに伴います自己負担と申しますか、一部負担の考え方も持ちまして、歳入の中におきまして、一部負担、1割の負担という形で、やはり予算の中で上程させていただいております。 266 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 267 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。  それに関連してなんですけども、そうすると、192万円ということになりますと、先ほど課長の方からご答弁いただきましたけども、年間、半期、半期ということで、前期、後期に分けますと4万8,000円という分、年間支給されるわけですが、そうすると、人数的には40人分と計算上はなるんですが、そういう部分において、実際その40歳以上の部分から、今まで、概ね65歳という部分から40歳という段階になったときに、実際その、今、要介護3以上という部分においては何名いらっしゃるのか、ちょっとそこら辺をお聞きしたいと思います。 268 ◯委員長磯部延久君) 福祉課長・池田君。 269 ◯高齢福祉課長(池田芳男君) お答えいたします。  16年度の予算といたしまして考えております人数でございますが、紙おむつの補助につきましては、一部、国保の補助を受けて、対象になる方がございます。要介護4以上の非課税世帯でございますが、これらの方、15人を予定しております。それから、昨年までと同じような65歳以上で介護度3以上の方を200人と見ております。そして、新年度新たに考えております第2号被保険者の方、20名程度という形での予算措置をさせていただいております。 270 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 271 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。  そういう部分では、実際、私も前に、昨年、6月の議会のときに、紙おむつ助成の件に関して、65歳という部分においては、しゃくし定規であるということで話させていただきまして、今回、それが40歳で、また要介護3以上ということでありますので、そういう部分においては、やっぱりそういう方がたくさんまだいらっしゃいますので、そういう部分は、やっぱり我々議員もそうでありますけども、また、執行部の人も、そういう人をやっぱり守っていくのも大事なことだと思いますので、今後いろんな部分でまた、紙おむつ関係にもお世話になると思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  次の項目に移りたいと思います。  次に福祉会館費、ページ数が123ページ。建物修繕費ということであるんですが、155万5,000円ということでありますけども、この福祉会館の建物修繕155万5,000円というのは、どういうものにかかる費用か、お願いしたいと思います。 272 ◯委員長磯部延久君) 社会福祉課長・矢口君。 273 ◯社会福祉課長(矢口輝行君) お答えいたします。  福祉会館の建物修繕でございますけれども、会館内の非常灯、それから誘導灯、バッテリーの交換をする予定でございます。  以上です。
    274 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 275 ◯委員(菱沼和幸君) それと関連する部分なんですが、ちょっと所管的な部分は違っちゃう部分もあるんですけども、福祉会館に今度、消費者生活センターの部分ができるということで、6月からということで、市民の方からあるんですけども、その部分において、福祉会館の2階ということを聞いてるんです。その工事的な部分はこれに含まれてないという状況でしょうか。 276 ◯委員長磯部延久君) 社会福祉課長・矢口君。 277 ◯社会福祉課長(矢口輝行君) 含まれておりません。 278 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。 279 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 280 ◯委員(菱沼和幸君) はい。じゃあ、次に移りたいと思います。  児童福祉総務費、131ページ、学童保育指導員報酬ということで、前年度は2,359万2,000円、16年度が3,440万8,000円ということで、この差額が1,081万6,000円について、この内容の内訳について、お伺いしたいと思います。  それにまた関連しまして、同ページの下の部分に、学童保育施設建設工事ということで、これ、杉並小学校に、今度2,250万ということで掲載されておるんですが、予算が通った段階で、工事着工はいつになるのか、また、完成予定は。で、施設の状況的にわかれば、教えていただきたいと思います。 281 ◯委員長磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 282 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) 学童保育指導員の報酬の増額ということで、平成15年度に杉並小が1クラス増設になりました。それから、府中小学校で、やはり9月から1クラス増設ということで、杉並小は4月からです。北小学童専用施設が11月より開設、南小学校の学童保育施設におきましては、8月から1名増ということで、各学校の教室増に伴いまして、指導員がふえたということで額が増額しております。指導員の数は20名です。40名程度がローテーションを組んで、常時20名がやっております。  それから、学童保育施設の建設工事でございますが、2,250万ということで、杉並小学校の本体工事ということで、非常通報装置設置も込みでございます。建物の大きさといたしましては、196.7平米ということで、軽量鉄骨造りの平屋建てで、15年度に北小に建てた大きさの、北小は1クラスでしたが、今度、杉並小学校は2クラスになりますので、その倍の大きさになります。工事着工でございますが、北小の場合には、やっぱり国、県の予算が伴いますので、9月ぐらいになってしまいまして、着工が11月になってしまいましたので、やはり同じぐらいになってしまうかなというふうに考えております。よろしくお願いいたします。〔「完成予定」と呼ぶ者あり〕完成予定は、北小と同じに10月末ということで考えております。よろしくお願いいたします。 283 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 284 ◯委員(菱沼和幸君) このことにおきましては、学童保育に関しては、杉並小学校の父兄の方々からも、たくさんの要望がありまして、今回、施設ができるということで、非常にありがたいということで、そういう要望もあります。そういう部分においては、1日も早く学童保育の施設ができれば、父兄さん、また、子供さんの環境というか、教育につながると思いますので、そういう部分においては、1日も早い建設をお願いしたいと思います。  次に移りたいと思います。次に、予防費で143ページ、予防接種委託料ということであります。前年度は4,400万円、16年度は4,849万4,000円と、差額が449万4,000円ということでありますけども、この差額について、内訳をお願いしたいと思います。 285 ◯委員長磯部延久君) 保健福祉課長・稲田君。 286 ◯保健福祉課長(稲田明浩君) お答えいたします。  予防接種費、かなり増額になってるかと思いますが、これにつきましては、高齢者のインフルエンザ、これが現在、平成15年度は、公費負担が2,000円だったものです。これを高齢者の感染予防といいますか、接種率の向上を目指して、個人負担を少なくしようということで3,000円、1,000円の増額を図りました。それで増額になったものでございます。  以上でございます。 287 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 288 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございました。  続きまして、ふれあいの里の部分なんですが、127ページの手数料で150万1,000円とありますが、この手数料の150万1,000円とはどういうものか、内容を聞きたいと思います。 289 ◯委員長磯部延久君) ひまわりの館館長・梅沢君。 290 ◯ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾君) お答えしたいと思います。  手数料の150万1,000円なんですが、水質検査と、それからレジネオラ属菌の検査、それからクリーニング手数料になっております。  以上です。 291 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 292 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございました。  続きまして、教育関係いきたいと思いますが、教育費で191ページ、臨時医師賃金ということであります。平成14年度の歳入歳出の決算では77万円と、本年度15年度は予算が90万2,000円と、平成16年度も90万2,000円とありますけども、この臨時医師賃金というのはどういうものか、内容をお聞きしたいと思います。 293 ◯委員長磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 294 ◯学校教育課長(藤枝一成君) お尋ねの臨時医師賃金について、お答え申し上げます。  これは就学時あるいは就園時の健康診断の医師の賃金でございまして、1日2万2,000円掛ける延べ41人ということで算出させていただきました。  以上でございます。 295 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 296 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございます。  同じページなんですけども、その他の保険ということで書いてあるんですが、このその他の保険に関しては、14年度、15年度、16年度ということで、若干ではあるんですが、減ってきてるという状況があります。14年度の決算書では36万9,665円、15年度の予算では36万5,000円、16年度に関しては36万円ということで予算が計上されてるわけなんですが、そういうふうに減ってきてる理由というのは何かあるんでしょうか。 297 ◯委員長磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 298 ◯学校教育課長(藤枝一成君) お答え申し上げます。  その他の保険料につきましては、これは全国市長会の学校災害保険の保障保険料でございます。減額の理由でございますが、それぞれ少子化の影響で、児童生徒数の減少ということがその根拠でございます。 299 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 300 ◯委員(菱沼和幸君) ありがとうございました。  次の項目に移ります。  学校管理費、195ページ、建物修繕ということで940万円、また、学校施設整備工事1,024万1,000円ということなんですが、これについてちょっと、内容的にお聞きしたいと思います。 301 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 302 ◯教育総務課長(上田 実君) お答えをいたします。  まず最初に、小学校の方での建物修繕940万でございますが、これらにつきましては、受水槽、高架水槽等の施設の修繕を予定しております。場所的には、予算そのものがこちらで100%できるような予算ということではありませんので、緊急性を加味した上で予算措置したものについては、再度検討させていただいて、対応していきたいというふうに考えております。  それから、学校施設整備工事費の1,024万1,000円でございますけれども、これにつきましては、石岡小学校の1号館校舎屋上の改修工事というようなことで進めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 303 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 304 ◯委員(菱沼和幸君) 石岡小学校の屋上ということに関しまして、防水とか、そういうあれなんでしょうか、どういうふうな。 305 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 306 ◯教育総務課長(上田 実君) お答えいたします。  防水工事ですと、10年程度の保障期間で大体だめになってしまうということでございますので、石小でも一部やっておりますけれども、屋根をかぶせるというような形になっていこうかと思います。  以上でございます。 307 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 308 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。  次の項目に移ります。  教育振興費、197ページ、備品借上料ということで、1,992万1,000円ということで計上されております。その部分においては、説明の中でもありましたけども、教育用パソコンとあるんですけども、教育用パソコンという部分においては、何台、どういうふうに配置されるのか、お聞きしたいと思います。 309 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 310 ◯教育総務課長(上田 実君) 失礼いたしました。小学校、中学校とも、パソコン教室については、リースというふうなことで借りているわけなんですが、中学校におきましては、生徒用40台、先生用2台ということでございます。それから小学校につきましては、石小、府中小、東小、南小、杉並小については、生徒用20台、先生用2台ということでございます。それから、高浜小、三村小、関川小、北小につきましては、児童用15、先生用2というようなことで、先生用の2台につきましては、うち1台はサーバー機というようなことでございます。  以上でございます。 311 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 312 ◯委員(菱沼和幸君) そうしますと、単純に計算しますと、これから割り出していけばいいわけなんですが、どういうメーカーのやつで、その最新式の部分での導入というか、なってくると思うんですけども、そういう部分において、ウインドウズという部分で進まれると思うんですが、そういう部分のソフト的な部分、ちょっとお聞かせいただければと思います。わかる範囲で結構です。 313 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 314 ◯教育総務課長(上田 実君) お答えを申し上げます。  小学校につきましては、平成13年度から18年の6月まで、一括して契約をしております。それから中学校におきましては、平成11年度導入、それから、16年度導入をいたしております。失礼しました。中学校につきましては、平成10年度、11年度、15年度と、3回に分けて導入をしてきております。その中で、今回、11年度と15年度についての備品借上料ということでございます。パソコン本体については、NECということでございます。失礼いたしました。 315 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 316 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。  ということで、NECというメーカーということであります。また、11年度と15年度の借り上げということで了解しました。ありがとうございます。実際、そのソフト的な部分では奥深くあるわけですけども、今、いろんなソフトがあるという状況であります。そういう部分においては、子供さんがほんと使いやすい、また、いいソフトもやっぱり出てきておりますので、そういう部分はしっかりと、また先生と協議していただきながら、子供に合った教育といいますか、そういう部分の一環としてのパソコンのソフトも大事になってくると思いますので、これも考えていただきたいと思います。  次に移りたいと思いますが、あと3点、申しわけないですけど、やらさせてもらいます。  続きまして、平成16年度の予算案の中の14ページですけど、14ページの部分で、学校管理運営経費の中の小学校の部分で、防犯用ブザー貸与経費176万2,000円ということで、小学生に、全生徒ですね、という部分で予算的な部分が計上されておりますけども、そういう部分において、何名に対応できるものなのか、また、もし、この予算が通ったときにはどういうものか。この部分ですけども、その部分においてどういう、小学生何名に貸与する部分というのと、また、どういうものを、防犯ブザーに関しては、たくさんの種類がございます。そういう部分において、小学生というような部分から、いろいろ意見があるんですけども、よく後ろにこう持ってる人とか、また、ランドセルであれば、ランドセルのわきにつけて、こう引っ張るようなやつとか、いろいろ、これはやっぱり種類があるという状況があります。そういう部分においては、教育関係者としまして、どういうものを考えてるのか、お答えしていただきたいと思います。また、この予算書の中で、きのうちょっと見させてもらったんですけども、どこに計上してあるのか、ちょっと私としてもわかってなかったもんですから、大変これ、勉強不足で申しわけないんですが、学校管理運営経費の中で、こうずっと見たんですけども、どこがそれに当てはまるのかと、私としてもわからなかったものですから、ちょっとこれは勉強不足で申しわけないんですが、その答弁をお願いしたいと思います。 317 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 318 ◯教育総務課長(上田 実君) お答え申し上げます。  ただいまの防犯ブザーの予算につきましては、予算書195ページ、学校管理運営経費というようなことで、4行目に、その他消耗品というようなことで、262万3,000円ございます。その中に含まれるということでございます。  それから、防犯ブザーについて、これは予算要求時において、推定でございますけれども、どの程度の児童数に新年度なるのかというようなところで、昨年の11月1日現在で児童数を把握いたしまして、そのときの人数が3,203人というようなことで予算要求をしております。1個550円程度を見ておりますので、176万1,650円が防犯ブザーの経費ということになろうかと思います。その防犯ブザーにも、今、委員ご指摘のようにいろいろと種類がございまして、どういう形が一番いいのかということで、いろいろメーカーからも、パンフレットなり、売り込みなり来ておりますので、実際に使う現場の声を私は第一にしたいというふうには考えておりますので、学校ともよく協議をいたしまして、どういう形のものを選定するのかということについて、きちんとした形で対応していきたいというふうには考えております。 319 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 320 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございます。  そういう部分において、防犯ブザーに関しましては、非常にやっぱり大事な部分で、やっぱり、身を守るということがあります。そういう部分においては非常に大事だと思いますので、きちんと選定に関しても、しっかりと協議しながら行っていただきたいと思います。  あと1点、これはしっかりと子供さんたちに伝えていかなくちゃいけない部分であるんですが、実質、防犯ブザーを各人が持ったときに、遊び心で鳴らしてしまうという、遊び心でひもを引っ張ってしまうというケースがある可能性があります。そういう部分においての指導といいますか、そういう部分でやっぱり徹底していかないと、昔ありましたけども、オオカミ少年じゃありませんけども、ビーと音が鳴ってても、ああ、また、ふざけてやってんだろうという部分で、緊急な被害に遭ってても、そういう部分が懸念されますので、そういう部分においては、厳重なる教育指導といいますか、生徒に対して行ってもらいたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、公民館費、203ページ、用地購入ということで、府中公民館関係ですかね、4,744万円ということで掲載されております。そういう部分で、用地購入4,744万円。この金額、ちょっと私も勉強不足でほんと申しわけないんですが、その評価価値といいますか、そういう部分が適正なのかどうか。4,744万円ですね、適正なのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 321 ◯委員長磯部延久君) 生涯学習課副課長・立川君。 322 ◯生涯学習課副課長(立川芳男君) お答え申し上げます。  用地の価格が適正かということなんですけれども、昨年の9月の議会におきまして、鑑定評価の方の補正予算を認めていただいた経緯がございまして、鑑定評価の方を出してございます。その鑑定評価の内容によりまして、今回予算計上したということで、妥当かということになりますと、鑑定評価の部分を私ども信用して予算計上をしているという形になりたいと思います。  以上です。 323 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 324 ◯委員(菱沼和幸君) そうしますと、実際この用地購入に関してのその面積、また、坪単──済いません、坪というのは言わないんですね、失礼しました。平米ですかね、そういう部分において、用地の面積ですね、何平米なのか、また、平米単価というか、そういう部分はどうなのかということをお聞きしたいと思います。 325 ◯委員長磯部延久君) 生涯学習副課長・立川君。 326 ◯生涯学習課副課長(立川芳男君) お答えいたします。  面積につきましては、現在、借地という部分で、1,044平米を地権者の方からお借りしてるという状況にございまして、鑑定評価額につきましては、4万5,400円という鑑定評価が出ております。その部分を掛け合わせた数字が4,744万円ということになっております。  以上でございます。 327 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 328 ◯委員(菱沼和幸君) はい、ありがとうございました。  最後の質問になります。保健体育施設費ということで、221ページで、今回、新規の部分で、陸上競技場計測システム交換工事ということで、1,000万ということで計上されております。そういう部分においては、いろんなシステムという部分があると思うんですけども、そのちょっと内訳がわかれば、お願いしたいと思います。 329 ◯委員長磯部延久君) スポーツ振興課長・鈴木君。 330 ◯スポーツ振興課長(鈴木正治君) お答え申し上げます。  陸上競技の計測システム交換工事ということでございますが、予算的に1,000万円を計上させていただきました。内容といたしましては、このシステムは平成7年度に設置されたものでございまして、老朽化が相当進んでおりまして、計測に対しまして、不能な状況にあるのが現況でございます。それに伴いまして、新年度予算で、カメラの部分ですか、それの交換をするものでございます。内容といたしましては、スリットビデオカメラということを一式、それに伴いますカメラタワーの設置する上部の台を、タワーをつくる工事でございます。それに、最終的にそれを調整する工事でございます。 331 ◯委員長磯部延久君) 菱沼委員。 332 ◯委員(菱沼和幸君) 大変にありがとうございました。長々と質問させていただきまして、また、ご答弁、大変にありがとうございます。教育福祉においては、非常にやっぱり大事な部分になってきます。そういう部分においては、私としましても、しっかりと頑張ってまいりますので、また今後とも協力し合って頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 333 ◯委員長磯部延久君) 暫時休憩といたします。10分程度といたします。
                      午後 3時56分休憩            ───────────────────────                   午後 4時08分再開 334 ◯委員長磯部延久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  池田委員。 335 ◯委員(池田正文君) それでは、私から1点だけお伺いいたします。  児童福祉施設費の中の子どもの遊び場維持管理経費、昨年より17万8,000円減額されまして、95万3,000円で予算要求されております件で質問いたします。  この子どもの遊び場につきましては、きのうも私、議案質疑の中で若干触れたところがあるんですが、石岡市の環境美化条例の第14条の信託制度に基づきまして設置されてるということでございます。これは市民の皆様方から空き地を市に信託していただいて、それを活用して子どもの遊び場を設置してるということでございます。この中の95万3,000円の中に借地料の記載がございません。そこでこれは、やはり石岡市環境美化条例の第12条で、市長は、公共のために使用することが住民の福祉の向上に役立つと認められる空き地については、その所有者などに対して、当該空き地の利用管理を市に無償で信託する旨協力を求めることができるということで、これは無料でお借りしてるものだか、それとも、管理がですね、やはり都市計画課の方で管理されてるということで、土木費の公園事業費の借地料で賄われているのか、その点、1点伺いたいと思います。  2点目なんですが、あ、1問と。じゃあ、その点、まず、お伺いします。 336 ◯委員長磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 337 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) 子どもの遊び場の維持管理経費のことでお答えいたします。  ただいまの件ですが、借地料につきましては、児童福祉課で、現在、子どもの遊び場としてのものはございません。というのは、児童福祉課で把握してるものにつきましては、八幡宮の境内が第1青少年広場ということで、それから第2青少年広場ということで木比提神社の境内、それから六軒団地の遊園地、高浜中央遊園地、これは高浜神社内にございます。それから、城構内子供会遊園地、これは三村の須賀神社の境内にございます。地元の境内などをお借りして、地元の要望によりまして、遊具だけを設置しているということです。  以上でございます。 338 ◯委員長磯部延久君) 池田委員。 339 ◯委員(池田正文君) はい、ありがとうございます。  実は2年前、平成14年度の第1回定例会の一般質問の中で、過去のその整備の状況が出てまいります。この中で、当時の浅野福祉部長さんの答弁の中で、市内の方では10カ所、子どもの遊び場を信託を受けたものについて過去に整備してございますとあります。今ご答弁いただいたんですが、都市計画の中で、その5カ所、木比提、正上内、半の木、村上、三村、あと、今出たのがございますが、10カ所整備されていて、減ってるわけですね。それについては返還しているのかどうか、それを2点目、お伺いいたしたいと思います。 340 ◯委員長磯部延久君) 児童福祉課長・小林君。 341 ◯児童福祉課長(小林千恵子君) お答えいたします。  今の10件ですが、5件につきましては、先ほど申しました境内ほか、そのほかの5件につきましては、過去に子どもの遊び場としまして、環境美化条例の中の信託ですか、そこの部分でお借りしたものだというふうに記憶しております。それが都市計画課の方に移行してるものだと、私、記憶してございます。現在は5カ所だけが児童福祉課の方にあるということです。  以上でございます。 342 ◯委員長磯部延久君) 池田委員。 343 ◯委員(池田正文君) はい。概ね理解したところでございます。子どもの遊び場につきましては、公園同様、青少年の健全育成に寄与するものと考えておりますので、今後も、非常に予算が厳しい折ではございますが、前向きに整備をしていただければと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。 344 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 345 ◯委員(上野榮一君) 上野です。時間もありませんので、あと何人かの方がおりますので、要点だけお答え願えればと思いますんで、よろしくお願いします。  まず、ちょっとページが飛びますが、済いません。まず、197ページの東小学校校舎改築事業についての中に、耐久度調査委託料1,029万、それから、北小学校の耐震診断委託料450万とありますが、どういう調査あるいは診断をなさるのか、その内容をちょっと説明していただきたいんですが。 346 ◯委員長磯部延久君) 教育総務課長・上田君。 347 ◯教育総務課長(上田 実君) お答えをいたします。  まず最初に、東小学校の耐力度調査でございます。これは、東小につきましては既にご承知のことと思いますけれども、昭和35年から47年、それから50年と校舎を増築してったわけでございます。それから、48年に体育館を建築したということで、非常に老朽化しているというようなことで、施設整備の改善、拡充を図るというようなことで、改築を予定してのことでございます。耐力度調査につきましては、校舎建築を建て替えるかどうかの判定をする方法というようなことでございます。それで、調査内容でございますが、既存鉄筋コンクリート造り、鉄骨補強コンクリートブロック造り、木造学校建物を、そういった建物を、構造耐力、新築時にどのような程度の構造であったのか、それから保存度、新築時から経年変化やその後の被災などの影響について、それから外力条件というようなことで、建築位置が地震、風力等の自然条件のどのような場所であるのかについて調査をするというようなことでございます。  それから、耐震診断でございます。北小の耐震診断につきましては、北小につきましては、昭和49年に建築された校舎でございます。また、平成11年度に外壁等の改修工事を行ったわけでございますが、最近、内部のクラックが若干拡大したというようなことで、耐震性に問題があるのではないかというようなことで、耐震診断を行うということでございます。耐震診断の内容でございますが、建築物の耐震性について、昭和56年の新耐震設計基準の公布以前に建築されました耐震性の劣る既存の建築物を診断するということでございます。この内容でございますが、建築物の褶曲強度、褶曲変形、破壊形成、地震応答などを考慮した耐震性能の指標を計算、コンピュータ解析ということで、工学的判断になりますというようなことでございます。  東小の耐力度調査で改築ということになる場合には、調査内容を1万点満点で評価いたしまして、総合点数が5,000点以下の場合に、危険、改築というようなことで、国庫補助の対象になるというようなことでございます。それから、耐震の場合につきましては、構造耐震指標が0.3に満たないものは改築対象になると。それから、0.7に満たないものについては耐震補強を要するというようなことでの診断の調査でございます。  以上でございます。 348 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 349 ◯委員(上野榮一君) 1回で済まなくなりましたね。私の聞いてる内容と、かみ合わない。内容は、1,020万という診断費ですね。これ、相当な金額なんですが、私、記憶にある限り、昨年度ですか、茨城県の建築士協会から、要望書だったか意見書だったか忘れてしまいましたが、公共施設について、耐震、地震に対する備えについて診断すべきだと、そういう内容の文書を議場で受け取った──議場だね、確かね──受け取った記憶があるんですが、この1,029万というのはかなりの額なんですが、今聞いた限りでは、これとこれとこれとこうやって、総合的にコンピュータで分析して、それで程度が0点幾つとか何とかなんて、以上であればこうだと。それだけで、そんな簡単に1,020万なんて使わないわけだけども、どういう計測器を使って、どういう方法でやると、こういう1,020万になるのか。  それから北小学校についても、かなり、もう床も亀裂入ったり、傾斜して、もう、ほんとにボールが転がっていくというような中で、父兄が非常に不安がってるんですが、こう言っちゃ失礼ですが、小さい学校で、今から建て替えるというのに、これは500万近くも使って、これ、やってる暇ないんじゃないかと思うんだよな。まあ、応急処置でこの費用がかかるというのはわかるんですよ。1,000万かかるんです、ね。それは400何十万、450万かかるんですというんならわかるんですが、これやってから、またやりますと。何か、何とかに追い銭ていう単語の結果になるんじゃないかと思うんですが、まあ、あんまりこう深く追及してくと時間もなくなっちゃうんで、ほかの人に迷惑かけますから、答弁はいいですけど、後で時間があったら資料をくれて、私も説明しなきゃなんないから、よろしくお願いします。  次、項目いっぱいあったんですが、絞りますから。205ページの複合文化施設建設事業についてですが、526万4,000円。その中で、基本構想委託料500万とありますが、この基本構想なるもの、これをどのような形で委託して、結果としてどういう報告をもらう、何ていうかな、思惑があるんだか、これもちょっと知らせてください。お願いします。 350 ◯委員長磯部延久君) 教育次長・草間君。 351 ◯教育次長兼生涯学習課長兼中央公民館長(草間 暁君) お答えを申し上げます。  神栄跡地の基本構想というようなことで、これまで企画部の方で対応をしてきたわけでございますけれども、新年度から具体的な事業に入っていくというようなことで、教育委員会の方が所管替えという形で対応することになります。  事業の内容でございますけれども、500万につきましては、神栄跡地の中に図書館を核とした複合文化施設というような、市長の施政方針の説明の中にもありましたように、私どもの方で考えておりますのも、現実には、あのそばに図書館もございます。そういう中で、現在の図書館も含めまして、あの辺一帯、博物館的な機能、また、美術館的な機能、そういうものを含めた、あわせて埋蔵文化財センター、そういう文化的な機能を含めたものを500万で業者に委託をして策定をしていきたいというふうに考えております。具体的には、これまでたくさんの市民の皆様方から、あの神栄跡地につきましては、いろんな意見をいただいて、固まってきたものでございます。そういうことで、具体的な作業といたしましては、庁内のそれぞれの担当する課長を策定委員にお願いをいたしまして、また、それのアドバイザーといたしまして、学識経験者といいますか、大学の教授等をお願いをして、策定作業を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 352 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 353 ◯委員(上野榮一君) 企画の段階では、企画部の方である程度まとめて、方向性が出たから、じゃあ、教育委員会の方に所管替えと、あとお願いしますよということなんだけども、今聞くところによると、大学の先生やらその他、いろんな人の助言をいただきながら、たたき台をつくって進めていくと、まあ、これは設計じゃないんですから。ただ、私が希望するところは、現場、現場ですよね。各公民館──公民館だって、図書館とか、あるいは博物館的な機能を有する施設、あるいは埋文センター的な機能、それぞれの現場責任者の声もよく聞いてやってほしい、そういう声も聞いて、一番よく知ってるわけですから、偉い先生方の話、石岡の実態知らないで、うわべだけ歴史の里だとか、いや何とかと言って、石岡のうわべだけある程度知っててやるのと、ずうっと実務を現場で積み重ねた人たちの職員の皆様ですからね、教育委員会がある程度固めてから、それからお願いしないと、期待したものと違った方向性が出てくるような、とんでもないのができちゃって、後でまた災いのもとだから、この点しっかりお願いしたいと思います。  次ですが、先ほどもちょっと話が出てましたけども、東地区公民館の借地の方の問題が出てましたけども、ちょっと、この建物ですね。まあ大体、ああいうものは耐用年数50年といいますが、償却資産ですね。で、実際は、あと何年ぐらいこの公民館を使う予定なのか、それをお知らせ願いたい。また、これまでにここに支払った借地料ですね、累計でどのぐらいの額になるのか、ちょっとお知らせ願えればと思います。 354 ◯委員長磯部延久君) 教育次長・草間君。 355 ◯教育次長兼生涯学習課長兼中央公民館長(草間 暁君) お答えを申し上げます。  東地区公民館につきましての借地料の問題でございますけれども、公民館そのものにつきましては、昭和57年に建築をしてございます。そういう中で、耐用年数としては50年から60年程度あろうかと思います。しかし、借地の契約につきましては、30年という契約でございます。あと残りが5年程度かと思いますが、その間には、代替といっていますが、新しい土地を求めて東地区公民館を建て替えるというようなことで、現在、市長の方と協議を進めているところでございます。  また、これまでの借地料を幾ら払ったかということでございますが、手元ですと、14年度末で申し上げてございますが、1億3,542万程度、14年度末までに支払いをしております。  以上です。 356 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 357 ◯委員(上野榮一君) 今お答え聞きまして、改めてびっくりするんですが、あと5年前後で使用をやめるといいますが、見直しはしないのかなと思ってね。つまり、5年後に、まだまだ十分使用に耐えられるという結果が出ればですよ、これこそほんとに今度は、今までたくさん払ってるんですから、今の基準で、地価ですね、それで買い取るとか、そうすれば、新しく建てる費用も少なくて済むしね、土地も今の値段で、そんな法外な、ね。まあ、借りた当時は、ちょうどバブル上り坂に入ったころですから、まあ、こういうことも考えて、いろんな手法を考えてやったらいいんじゃないかなと、こう思います。  いろいろ、まちの中でも最近、こういううわさが広がってるんですよね。ですから、見直しも含めて、五、六年たったら別の土地買って、また新しく建物建てようという前に、まだまだ多少の手直しで使えるかもしれない。そのときはもう、借地料の大幅な見直しか、土地を譲ってもらって、30年近くも使ってれば、そういう方法もいろいろあるわけだから、もう何でも役所だから新しく買えばいいや、新しくつくればいいやじゃなくて、いろいろなことを検討していただきたいと思います。  次に、211ページの発掘調査経費ですが、2,548万1,000円。この中にいろいろ、国衙跡の埋め戻し工事とかあります。この中に発掘調査、今年度、結構、大きく調査費ついたなという感じがしますが、6号バイパス予定地の地域は入ってないんですかね、お答えください。 358 ◯委員長磯部延久君) 文化課長・田崎君。 359 ◯文化課長(田崎 徹君) お答えいたします。  6号バイパスにつきましては、国土交通省所管の事業でございますので、発掘調査につきましては、茨城県の教育財団、こちらの方が担当になります。この経費の中に、6号バイパスの発掘の経費、入っておりません。 360 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 361 ◯委員(上野榮一君) わかりました。  次に、同じページの文化財保護保存及び普及経費1,961万3,000円とありますが、その中にいろいろ細々ありますが、これ、この中、借地料377万9,000円、これはどこの借地料ですか。 362 ◯委員長磯部延久君) 文化課長・田崎君。 363 ◯文化課長(田崎 徹君) お答えいたします。  借地料につきましては、4カ所ございます。まず1カ所目が、船塚山古墳、府中愛宕山古墳の見学者用駐車場313平米、それから、国指定特別史跡の常陸国分尼寺跡の中に借地がございます、3,363平米。それから、石岡市文化財管理センター、旧柏原の消防の跡ですけれども、1,024平米、それから、石岡の一里塚、こちら関東財務局の所有になってるものですが、294.79平米、以上4カ所の借地でございます。 364 ◯委員長磯部延久君) 上野委員。 365 ◯委員(上野榮一君) ありがとうございました。  次に、同じページの史跡管理委託料393万3,000円、この委託先はどこでしょうか。 366 ◯委員長磯部延久君) 文化課長・田崎君。 367 ◯文化課長(田崎 徹君) お答えいたします。  幾つか史跡管理の委託料がございます。まず、順に申し上げます。  舟塚山古墳見回り監視委託、週2回、見回りを実施しております。13万1,000円ほどです。こちら国庫補助対象事業になっております。  それから、国分尼寺跡の同じく見回り監視委託13万2,000円、こちらも週2回、見回りを行っております。  失礼しました。先ほど申し上げました舟塚山古墳の見回り監視につきましては、現在まで継続しておりますが、北根本文化財保護協力会、それから、国分尼寺につきましては、シルバー人材センターの方に委託をしております。  さらに、舟塚山古墳の除草清掃、年に4回、1万2,000平米ほど、墳丘本体でございます、こちらを除草清掃を行っているのが38万2,000円、委託先が、現在までは北根本文化財保護協力会、地元の方々でございます。それから、常陸立国分尼寺跡除草清掃及び植栽管理ということで251万2,000円ほど、こちらにつきましては、芝張り地内の除草清掃を年4回、1万7,000平米を年4回でございます。それから、機械による芝刈りを年2回、それから、芝張ってる以外の除草清掃、こちらを年4回、それから植栽に対する施肥、それから剪定、これを年1回、それから植物に対する消毒を年2回、除草剤散布を年2回、以上はシルバー人材センターの方に委託してございます。  それから、府中愛宕山古墳ほか4件、具体的に申しますと、愛宕山古墳、常陸国分寺、府中城の土塁、石岡の陣屋門、石井の泉の除草清掃委託を行っております。愛宕山古墳につきましては年4回、その他につきましては年3回、除草清掃を行っております。いずれも北根本の文化財協力会の方にお願いしてございます。  それから、石岡の一里塚除草清掃ということで年3回、こちらは地元の子供会の方に委託をお願いしてまして9万5,000円。以上の委託でございます。 368 ◯委員(上野榮一君) どうもありがとうございました。以上で終わります。 369 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 370 ◯委員(小松美代子君) 小松でございます。  1点だけお尋ねをしたいと思います。教育福祉委員会の委員でございますので、いろいろなことについては常任委員会の中でお伺いしてますので、常任委員会であまり議題にならなかったことについて、1点質問させていただきます。  ページ、203ページの保健衛生管理経費でございます。これは、関連しては、やはり195ページにも学校管理費で保健衛生管理経費が計上されております。ここの校医・学校歯科医ということで報酬が計上されております。当市はこの近隣の中心地にありますので、医師にしましても、また歯科医師にしましても十分にいらっしゃるかとは思いますけれども、この学校医の現状について、お尋ねをしたいと思います。ほかの町村では、学校医のなり手がないといいますか、大変困っている現状も聞いておりますけれども、当市の現状はどうなっているのか、お尋ねをしたいと思います。 371 ◯委員長磯部延久君) 学校教育課長・藤枝君。 372 ◯学校教育課長(藤枝一成君) 各学校における、いわゆる学校医の現状ということでご質問ございました。それにお答え申し上げたいと思います。  現在、内科、眼科、歯科等々の学校医をお願いしているところでございます。さらには、学校薬剤師ということについてもお願いしているところでございますが、本市の場合に、市内にございます先生方についてお願い申し上げて、ご協力いただいてるというところが実態でございます。 373 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 374 ◯委員(小松美代子君) もう少し詳しく教えていただきたいと思いましたのは、この医師にしましても、歯科医師にしましても、大変忙しい中、学校医をできれば遠慮したいと、そういうような自治体も出ているやに聞いております。石岡市内の医師や歯科医師、眼科医の方にお願いしてるということで今お話を伺いましたが、眼科医にしましても、眼科医は特に少ないですし、それに眼科医の医院を訪問しましても、外来で行きましても、非常に混雑をしております。市内で開業してる眼科医については、特に、ものすごい混雑です。そういう中で学校医は大変重要な役割を果たしていると思いますので、その辺、内情をもう少し具体的に教えていただきたいと、このように思います。 375 ◯委員長磯部延久君) 教育次長・草間君。 376 ◯教育次長兼生涯学習課長兼中央公民館長(草間 暁君) 学校医のことにつきまして、お答え申し上げます。  最初に学校医でございますけれども、小学校で、石岡小学校が内科、眼科合わせて3名、それに歯科が1名、薬剤師が1名、薬剤師は全部の学校1名ずつでございます。府中小学校が学校医3名、歯科医2名、高浜小学校が学校医2名、歯科1名、東小学校、学校医3名、歯科2名、三村小、関川小、北小、南小、杉並小につきましては、学校医2名の歯科が1名、中学は、石岡中学校、府中中学校が学校医3名、歯科1名、城南中、国府中、高浜幼稚園、東幼稚園が学校医2名、歯科1名となっております。報酬につきましては、1校当たり、先生10万円プラス、生徒1人当たり200円となってございます。同じ科目で2人いる場合は、その2分の1、200円の2分の1という形でなっております。この委嘱につきましては、石岡医師会と十分お話し合いをしながら、お願いをしているところでございます。ただ、確かに今お話がありましたように、眼科の先生は少なくて大変だというお話は聞いております。また、この報酬につきましても、県内でも石岡は非常に安いので、何とか上げてほしいというような要望も以前から参っております。ただ、そういう中でも、子供たちの健康管理というようなことで、医師会の協力で、現在のところは、つつがなく子供の健康管理をしているというのが現状でございます。 377 ◯委員長磯部延久君) 小松委員。 378 ◯委員(小松美代子君) ありがとうございました。本当に大事なことをお願いしてると思いますので、十分に対応できるようにお願いしたいと思います。  以上で質問を終わります。 379 ◯委員長磯部延久君) ほかに質疑は……。  教育総務課長・上田君。 380 ◯教育総務課長(上田 実君) 先ほどの菱沼委員さんのご質問の中で、間違って答弁をしてしまいました。おわびして、訂正をさせていただきたいと思います。  小学校のパソコン備品借上料でございますが、平成9年度、それから10年度、13年度に、3回に分けて借り上げをしたということでございます。平成16年度の借上料につきましては、平成13年度に導入しましたパソコンの借上料ということでございます。それから、中学校につきましては、平成10年度、11年度、2回に分けて備品を借り上げております。そういった中で、16年度につきましては、平成11年度のパソコンの借上料というようなことで、おわびして、訂正をさせていただきたいと思います。 381 ◯委員長磯部延久君) ほかに質疑はございませんか。                  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 382 ◯委員長磯部延久君) ないようですので、本日の委員会は以上をもって閉会いたします。  次回の委員会は、3月15日午前10時から、平成16年度各会計予算案における市民経済委員会及び都市建設委員会所管分の審査を行います。  なお、3月15日の審査において質疑を予定されている委員は、当日の開会時刻までに、事務局へその旨を通告されますようお願いをいたします。  長時間ご苦労さまでした。
                      午後 4時47分閉会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...